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J-GLOBAL ID：201702259735937741   整理番号：17A0642066

O₂吸着に及ぼす金クラスタの異性化

Isomerization in Gold Clusters upon O₂ Adsorption

著者 (10件)： GAO Min (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  GAO Min (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  HORITA Daisuke (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  ONO Yuriko (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  LYALIN Andrey (National Inst. for Material Sci. (NIMS), Tsukuba, JPN) ,  MAEDA Satoshi (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  MAEDA Satoshi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  TAKETSUGU Tetsuya (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  TAKETSUGU Tetsuya (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  TAKETSUGU Tetsuya (National Inst. for Material Sci. (NIMS), Tsukuba, JPN)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 121  号： 5  ページ： 2661-2668  発行年： 2017年02月09日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 酸素分子の吸着に依って誘起された金クラスタ(Au₃-Au₁₂)の構造変換を調べる為,非調和下方歪追跡法(ADDR)と人工力誘起反応法(AFIR)をglobal reaction route mapping(反応経路網全面探索即ちGRRMと略記)プログラム内で履行して調べた。この方法を使って金クラスタの異性化経路に対する最低遷移状態を特定出来た。O₂は金クラスタ上にη¹-Au_nO₂あるいはη²-Au_nO₂のどちらかの形態で吸着されていることを明らかにした。これら二種類の吸着形態は低いバリアで金クラスタの瞬時の異性化で互いに変換された。不対電子の存在は,η¹-Au_nO₂形態におけるO2吸着,ならびにその後のクラスター異性化およびO-O結合活性化に必要な条件であった。得られたこれらの結果はFielickeらによる最近の実験結果と良い一致を示した。

シソーラス用語： 酸素 ,  二原子分子 ,  *金属クラスタ ,  分子 ,  *吸着 ,  計算 ,  変化 ,  反応経路
準シソーラス用語： *酸素分子 ,  *金クラスター ,  吸着分子 ,  酸素吸着 ,  表面吸着 ,  *分子吸着 ,  量子化学計算 ,  構造変化

分類 (2件)： 原子・分子のクラスタ  (BH09030O) ,  物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P)

タイトルに関連する用語 (4件)： O2 ,  吸着 ,  金クラスタ ,  異性化