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J-GLOBAL ID:201702260196114425   整理番号:17A0601529

国産材CLTの現状と今後の展開

著者 (1件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 13-16  発行年: 2017年04月20日 
JST資料番号: L7533A  ISSN: 1880-5426  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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最近,欧米では木造の中高層ビルが建てられている。この背景には,CLTと呼ばれる新しい木質材料の出現がある。CLTとは,たて継ぎしたひき板(ラミナ)を繊維方向に並べたものを,互いに直交するように積層接着したもので,JAS【規格】では直交集成板と称している。CLTであれば,柱・梁を兼ねる工法での建築が可能となるだけでなく,これまで木造が難しかった中高層のビルへの進出が期待できるため,国産材をこれに利用できれば,大量の木材需要が生じることになる。CLTの普及を図るためには建築物の需要を増やしていくことが何よりも重要である。2017年3月現在CLTを使った建築物の棟数は全国で50棟近くに上る。欧州が20年かけて進めてきたCLTの普及を我が国は非常に速いスピードで進めようとしている。法律や制度の違い,生産体制の違い,設計や施工体制の違いを乗り越えて,我が国独自の普及を実現しなければならない。そのためには,国産材CLTを上手く軌道に乗せるための知恵と努力を産学官一体となって進めていく必要があると思われた。
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分類 (2件):
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改良木材  ,  林業政策 
引用文献 (11件):
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