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J-GLOBAL ID：201702260263428272   整理番号：17A0482791

放射性物質で汚染された港内海底土を被覆するための新しい固化処理土

著者 (4件)： 秋本哲平 (五洋建設 技研) ,  熊谷隆宏 (五洋建設 技研) ,  橋本敦 (五洋建設) ,  堀内友雅 (東京電力ホールディングス 福島第一廃炉推進カンパニー)
資料名： 地盤工学会誌  (Geotechnical Engineering Magazine)
巻： 65  号： 4  ページ： 40-41  発行年： 2017年04月01日 
JST資料番号： F0369A  ISSN： 1882-7276  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 福島第一原子力発電所の事故により放射性物質で汚染された港内海底土の拡散を防止するための新しい固化処理土による被覆方法を紹介した。今回,2012年度の第1回工事の2倍以上の面積180,600m²の被覆を行った。第1回工事に比べ波浪条件が厳しい港口部を含むため,新しい固化処理土(処理土AおよびB)による2層被覆方法を適用した。1層目の処理土Aは,海底土の巻き上がりを防ぐ軽量性を有し,2層目の処理土Bは確実に被覆するための高い流動性や充填性,および長期的耐久性を実現する強度を持つ材料とした。水中打設試験,現地試験施工を経て,工夫と改善を行いながら本施工を実施した。

シソーラス用語： 原子炉事故 ,  福島県 ,  放射性物質 ,  *放射能汚染 ,  *海底堆積物 ,  安定処理土 ,  凝固 ,  *地盤改良 ,  現場試験 ,  被覆層
準シソーラス用語： 海底被覆 ,  固化処理 ,  固化処理土 ,  福島第一原子力発電所事故

分類 (2件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K) ,  地盤改良,土質安定処理  (RA07060C)

引用文献 (2件)：

• 大久保泰宏ら:浮泥の封じ込めを目的とした固化処理土の配合選定と施工方法,土木学会論文集 B3,Vol.69,No.2,pp,946~951,2013.
• 沿岸技術研究センター:港湾・空港における軽量混合処理工法技術マニュアル(改訂版),pp.151~156,2008.

タイトルに関連する用語 (4件)： 放射性物質 ,  汚染 ,  海底土 ,  固化処理土