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J-GLOBAL ID:201702260325994702   整理番号:17A0580973

緑藻類Chlorella vulgaris(クロレラ)のバイオマス蓄積および光合成のエネルギー変換能率に及ぼす銅とセレンナノカルボン酸粒子の影響

The Effect of Copper and Selenium Nanocarboxylates on Biomass Accumulation and Photosynthetic Energy Transduction Efficiency of the Green Algae Chlorella Vulgaris
著者 (2件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 12:147 (WEB ONLY)  発行年: 2017年12月 
JST資料番号: U7001A  ISSN: 1931-7573  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ナノ水キレート粒子,配位子としての水の分子やカルボン酸を有するナノ粒子は,生物工学の多くの分野で使用されている。微量元素の超高純度のナノカルボン酸粒子は,空間展望の材料である。本仕事で,緑藻類Chlorella vulgaris(クロレラ)のバイオマス蓄積に及ぼす,クエン酸によるカルボキシル化の銅およびセレンナノ水キレート粒子の影響を,検討した。また,光合成の光段階の反応の効率を,クロロフィルaけい光を測定することによって推定した。0.67-4mgL-1のCuナノカルボン酸粒子の付加は,約20%だけChlorella(クロレラ属)バイオマスでの増加に帰着した。しかし,20~40mgL-1にわたるその濃度は,培養の12日目以後,algal(そう類)成長を強く阻害した。0.4-4mgL-1でのSeナノカルボン酸粒子の濃度も,C.vulgarisの成長を刺激した。さらに,バイオマスにおける増加は,40-45%に達した。より小さな濃度(0.07,あるいは,0.2mgL-1)でのSeナノカルボン酸粒子の付加は,最初,培養成長の遅延を,引き起こした。しかし,その影響は,18-24日の培養後に消えた。2-4mgL-1のCuナノカルボン酸粒子,または0.4-4mgL-1Seナノカルボン酸粒子の付加は,光化学系II光化学(F v/F m)の最大量子収率,および光投光状態(Fv’/Fm’)における光化学系II光化学の量子収率のようなクロロフィルaけい光パラメータでの,明白な初期増加を引き起こした。光化学蛍光消光係数は,Cuナノカルボン酸粒子による24日の成長の後に減少した。しかしそれは,2または4mgL-1のSeナノカルボン酸粒子の6日の付加後に増加した。その変化は,光化学系IIにおける光合成の電子伝達の全体的量子収率に影響した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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植物の生化学  ,  光合成  ,  有機物質の物理分析一般 
物質索引 (1件):
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