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J-GLOBAL ID：201702260368893811   整理番号：17A1302426

プロペラのキャビテーション その3 キャビテーションによるスラスト低下(6)-線型部分キャビティ流れ理論(その2)-

著者 (1件)： 右近良孝 (海上技術安全研)
資料名： 舟艇技報  (Boat Engineering)
号： 131  ページ： 1-7  発行年： 2017年09月 
JST資料番号： L8236A  ISSN： 1340-7341  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・キャビテーションが発生している翼型の翼性能やキャビティ形状は翼が発生していない翼型と同様に,線型理論に基づく特異点分布法を用いることで計算可能。
・一般にキャビテーションが発生した翼の流れを解く問題は,混合境界値問題と呼ばれ,翼面圧力分布はx方向の擾乱速度より計算可能。
・部分キャビテーションが発生した任意形状翼型の性能計算を行える線型キャビティ流れ理論を解説。
・部分キャビテーションが発生している,NACA16-206及びClark Y6の2種の薄い翼型に関して実験結果と理論を比較。

シソーラス用語： *船用プロペラ ,  *キャビテーション ,  *推力 ,  減少 ,  線形性 ,  流体流 ,  翼形 ,  特異点 ,  速度 ,  境界値問題 ,  翼
準シソーラス用語： キャビティ流 ,  NACA翼形

分類 (1件)： 膜流,液滴,気泡,キャビテーション  (BC02070U)

引用文献 (8件)：

• 花岡達郎; 「任意翼型のキャビテーション流場の線型理論」(その3、 部分空洞の解法)、 日本造船学会論文集、 第119号、 1966。
• 右近良孝; 「プロペラ・キャビテーション発生範囲の推定法」、 船舶技術研究所報告、 第16巻、 第6号、 1979。
• 加藤洋治; 「キャビテーション 増補版」、 槇書店、 1990。
• 西山哲男; 「流体力学 (I)」 (第2版)、 日刊工業新聞社、 1974。
• 右近良孝; 「3次元定常翼の圧力分布とキャビテーション」、 日本造船学会論文集、 第138号、 1975。

タイトルに関連する用語 (6件)： プロペラ ,  キャビテーション ,  スラスト ,  線型 ,  キャビティ ,  流れ理論