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J-GLOBAL ID：201702260671321328   整理番号：17A0418874

イノベーション研究 これからの20年 標準必須特許の諸問題について これまでとこれから

著者 (1件)： KANG Byeongwoo (一橋大 イノベーション研究セ)
資料名： 一橋ビジネスレビュー  (Hitotsubashi Business Review)
巻： 64  号： 4  ページ： 122-129  発行年： 2017年03月23日 
JST資料番号： G0353A  ISSN： 1345-9953  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 1990年代から始まった標準必須特許の問題に対する解決策は,さまざまな角度から研究さられてきてはいるが,今なお見つかっていない。本稿では,これまで行われてきた標準必須特許の諸問題に関する議論を代表的な研究の紹介とともにまとめ,今後の課題を述べた。具体的には,1)標準必須特許とは,2)標準必須特許に関するこれまでの議論(標準必須特許の存在について,標準必須特許を取得するための企業の取り組みについて,標準必須特許の価値評価とライセンスについて),3)標準必須特許に関する現在の動向と今後の課題,と展開した。特に3)では「標準必須特許のライセンスの立場を少しでも有利にしたいのであれば,ある程度,標準必須特許を確保しなければならない」「標準必須特許のライセンス交渉能力を高める必要がある」「第5世代移動無線の標準必須特許は,スマートカー関連で自動車会社も加わる」などを述べた。

シソーラス用語： 特許侵害訴訟 ,  *規格 ,  移動通信 ,  *特許 ,  法的保護 ,  *技術基準 ,  経営戦略
準シソーラス用語： *技術標準 ,  知財戦略 ,  *標準規格

分類 (1件)： 工業所有権  (HA03000C)

タイトルに関連する用語 (5件)： イノベーション ,  研究 ,  標準 ,  特許 ,  問題