文献

J-GLOBAL ID：201702260852194918   整理番号：17A1542059

電磁パルス法による接着系あと施工アンカーの施工不良を対象とした非破壊評価手法

著者 (4件)： 山本貴大 (大阪大 大学院工学研究科) ,  鎌田敏郎 (大阪大 大学院工学研究科) ,  寺澤広基 (大阪大 大学院工学研究科) ,  服部晋一 (大阪大 大学院工学研究科)
資料名： コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集  (Proceedings of the Concrete Structure Scenarios, JSMS)
巻： 17  ページ： 95-100  発行年： 2017年10月12日 
JST資料番号： L6941A  ISSN： 1346-7492  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,目視では確認することができない接着系あと施工アンカーの施工不良を,電磁パルス法を用いて評価するための有効な入力条件,および計測位置を把握することを目的とし,空気溜りによる接着剤の充填量不足を模擬したコンクリート供試体を対象に,パルス電流発生装置の印加電圧と励磁コイルの巻き数をパラメーターとした実験を行った。その結果,波形エネルギーと周波数特性に着目することにより,ボルトの振動挙動を計測する方法では磁束密度が大きい入力条件,コンクリートに伝搬した弾性波を計測する方法では磁束密度の立上りが速い入力条件を適用することで,施工不良を評価できる可能性があることを明らかにした。(著者抄録)

シソーラス用語： *アンカーボルト ,  アンカ工法 ,  定着部材 ,  接着剤 ,  *電磁パルス ,  電流 ,  電磁装置 ,  励磁 ,  周波数 ,  磁束密度 ,  弾性波 ,  評価 ,  *非破壊検査
準シソーラス用語： *あと施工アンカ ,  パルス電流 ,  接着系アンカ ,  *非破壊評価 ,  励磁コイル

分類 (2件)： コンクリート構造  (RA04030A) ,  基礎の破壊・補強,擁壁,その他  (RA03100V)

引用文献 (2件)：

• 宮田弘和:電磁パルス法によるあと施工アンカー固着部の非破壊評価に関する研究,大阪大学博士論文,2015.2
• 西上康平,内田慎哉,鎌田敏郎,宮田弘和,劉軒:電磁パルス法によるアンカーボルト固着部の健全度評価に関する基礎的検討,コンクリート構造の補修,補強,アップグレード論支報告集,第13巻,pp.209-214,2013

タイトルに関連する用語 (4件)： 電磁パルス ,  あと施工アンカー ,  施工 ,  評価手法