文献

J-GLOBAL ID：201702261015621324   整理番号：17A0750422

~1H NMR分光法による魚油の決定脂肪品質パラメータに向けて【Powered by NICT】

Toward determining fat quality parameters of fish oil by means of ¹H NMR spectroscopy

著者 (4件)： Giese Editha (Faculty of Life Sciences/Food Science, Hamburg University of Applied Sciences, Hamburg, Germany) ,  Winkelmann Ole (Eurofins Analytik GmbH, Hamburg, Germany) ,  Rohn Sascha (Hamburg School of Food Science, University of Hamburg, Hamburg, Germany) ,  Fritsche Jan (Faculty of Life Sciences/Food Science, Hamburg University of Applied Sciences, Hamburg, Germany)
資料名： European Journal of Lipid Science and Technology  (European Journal of Lipid Science and Technology)
巻： 119  号： 2  ページ： ROMBUNNO.201500573  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0531A  ISSN： 1438-7697  CODEN： EJLST  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 魚油ベースの栄養補助食品の消費は近年劇的に増加している,これは主にオメガ-3脂肪酸を促進する健康の高含量によるものであった。しかし,これらの多価不飽和脂肪酸は酸化を非常に起こしやすい。本研究では,魚油の酸化劣化評価のための~1H NMR分光法の可能性を検討した。異なった魚種の九原料魚油は太陽光曝露の異なる程度で6日(40°Cで一定の光曝露下で)のための標準化された加速貯蔵条件下で室温で3か月間貯蔵した。魚油試料は~1H NMR分光法および脂肪品質パラメータ過酸化物価(PV),アニシジン価(AnV),TOTOX値,酸価(AV)を決定するために伝統的な方法により分析した。PLS(部分最小二乗)回帰モデルを用いて,~1H NMRスペクトルに基づいて,これらの脂肪品質パラメータを予測した。最良の回帰モデルは,PV,AnV,TOTOX値,及びAVのための0.949,0.962,0.991のR~2,および0.977であった。結論として,~1H NMR分光法は脂質酸化に関連した魚油品質の迅速で信頼性があり,持続可能な評価のための有望な方法である。実用化:結果は魚油の品質評価における~1H NMR分光法の大きな可能性を示す。技術はほとんど時間,仕事,試料量,溶媒を必要とし,単一スペクトルから得られる広範な情報を提供する。このような手法は伝統的な脂質酸化パラメータよりも有意に,より特異的で詳細に述べた。九原料魚油を異なる条件下で貯蔵し,~1H NMR分光法および脂質品質パラメータ過酸化物価,アニシジン価,TOTOX値,酸値を決定するために伝統的な方法で解析した。,PLS回帰モデルはNMRスペクトルからこれらの指標を予測するために生成した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： サプリメント ,  酸価 ,  *NMR【磁気共鳴】 ,  ω-3脂肪酸 ,  脂質 ,  部分最小二乗法 ,  *魚油 ,  過酸化物価 ,  回帰モデル ,  *品質 ,  指標 ,  スペクトル
準シソーラス用語： 品質評価 ,  脂質酸化 ,  アニシジン価 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 1H NMR ,  酸値 ,  アニシジン価 ,  酸化 ,  過酸化値 ,  PLS回帰

分類 (2件)： 食用油脂,マーガリン  (FJ09010C) ,  油脂の性質  (YG01020T)

タイトルに関連する用語 (4件)： NMR分光法 ,  魚油 ,  脂肪 ,  パラメータ