抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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わが国では,食生活・食事の変化により食事の絶対量の不足とその栄養内容等のアンバランスさが深刻な問題となっている。このことは,特別支援学校に在籍する生徒も例外ではない。そこで,本研究では,特別支援学校高等部に在籍する知的障害生徒と自閉症を併せ持つ知的障害生徒に対して,1食分,1日分,1週間分とスモールステップにわけて栄養バランスの良い食事について,3色分類法を用いた指導の有効性を検証した。学習の手立てとして,視覚化した教材の食品カードを使用した。授業の経過から,生徒は食品カードを使用し学習に取り組んだ。それぞれの指導期のふり返りテストの結果から,栄養バランスの3色を揃えることがバランスのよい食事になることを生徒は理解したと考えられた。(著者抄録)