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J-GLOBAL ID：201702261289689790   整理番号：17A0597194

マルチモーフィング圧電カンチレバーを用いた二周波数振動エネルギーハーベスタの開発と評価

Development and Evaluation of Double-Frequency Vibration Energy Harvester Using Multi-Morph Piezoelectric Cantilever

著者 (3件)： NAKAMACHI Eiji (Doshisha Univ., Kyoto) ,  GOTO Yuji (Doshisha Univ., Kyoto) ,  MORITA Yusuke (Doshisha Univ., Kyoto)
資料名： 同志社大学ハリス理化学研究報告  (Harris Science Review of Doshisha University)
巻： 58  号： 1  ページ： 1-10  発行年： 2017年04月30日 
JST資料番号： F0617A  ISSN： 2189-5937  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,インプラント医療機器の電力供給システムのための歩行から電力を発生する振動エネルギーハーベスタを開発した。ここではエネルギーハーベスタの電力を増加させるために一対の磁石を有する二周波数振動システムを開発した。さらに,複数の圧電素子を有するマルチ形態圧電カンチレバーを開発した。まず,振動並びに圧電特性に基づく有限要素解析を用いて設計条件を最適化した。解析結果に基づき,振動エネルギーハーベスタを作製し,強制振動による発電性能の評価実験を行った。二周波数振動系の出力電力は,従来の装置に比べて9.5倍に増加していることを確認した。また,シム板の上下に圧電素子を積層してマルチ形態圧電カンチレバーを作製した。評価実験では,単極圧電カンチレバーの4.4倍の大きさの6.68μWの電力を得た。これらの結果は,インプラント医療機器の電力供給システムのためのエネルギーハーベスタの実現可能性を実証した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 片持梁 ,  *圧電素子 ,  *発電機 ,  電気機械 ,  エネルギー変換 ,  数値解析 ,  性能 ,  人工移植物 ,  エネルギーハーベスタ ,  圧電カンチレバー ,  *圧電ハーベスタ ,  有限要素解析
準シソーラス用語： インプラント ,  振動エネルギーハーベスティング ,  発電性能

分類 (2件)： 圧電デバイス  (NC03110I) ,  その他の発電  (NB03140M)

タイトルに関連する用語 (7件)： マルチ ,  モーフィング ,  圧電カンチレバー ,  二周波数 ,  エネルギーハーベスタ ,  開発 ,  評価