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J-GLOBAL ID：201702261332318035   整理番号：17A1004648

蛍光X線分析に利用可能な少量試料測定用両面テープの含有成分による分類

Classification of Double-sided Tapes Used for X-ray Fluorescence Analysis of Small Samples According to Composition

著者 (2件)： 南秀明 (地方独立行政法人京都市産業技術研究所) ,  門野純一郎 (地方独立行政法人京都市産業技術研究所)
資料名： 分析化学
巻： 66  号： 7  ページ： 521-528(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： F0008A  ISSN： 0525-1931  CODEN： BNSKAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 極微量の粉末試料の安価,簡便な分析方法として「両面テープ塗布法」による蛍光X線分析を行う。その際に使用する両面テープの調査を行った。基材(紙,ポリエステル,ポリプロピレンなど),粘着剤(アクリル系,ゴム系,シリコーン系),剥離剤(シリコーン系,フッ素系)からなる両面テープから検出される成分を確認し,基材別に分類して比較検討を行った。認証標準物質の測定から,市販両面テープから検出される成分による分析値への影響について確認した。ポリプロピレン系の両面テープの場合,ほぼ認証値に近い値が得られ,両面テープを用いた少量試料の半定量分析が可能であることが分かった。

シソーラス用語： *蛍光X線分析 ,  *粘着テープ ,  *含有量 ,  *分類 ,  塗布 ,  依存性 ,  試料採取 ,  認証標準物質
準シソーラス用語： 組成依存性 ,  *両面テープ

著者キーワード (4件)： X-ray fluorescence analysis ,  semi-quantitative analysis ,  double-sided tape coating method ,  a small amount of sample

分類 (2件)： その他の物理分析  (CC03014E) ,  分析機器  (CC02020S)

引用文献 (36件)：

• 1) 本間 寿 : "蛍光X線分析の実際 第2版", 3, 5章,中井 泉 編,(2016), (朝倉書店).
• 2) K. Nakayama, K. Wagatsuma : Anal. Sci., 31, 851 (2015).
• 3) 成田貴一,谷口政行,太田法明,小谷直美,五藤 健 : 鉄と鋼,64, 631 (1978).
• 4) 斎藤隆之,高野明富,長野伸泰 : 北海道立工業試験場報告,296, 15 (1997).
• 5) 永嶋 仁,佐藤重臣,岡野三治,望月 正,吉岡 豊,田野 学 : 鉄と鋼,85, 1 (1999).

タイトルに関連する用語 (5件)： 蛍光X線分析 ,  少量 ,  試料 ,  両面テープ ,  分類