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J-GLOBAL ID:201702262008154691   整理番号:17A0788693

ウルシオールのUV硬化フィルムの性質に及ぼす臭素付加効果

Effects of Bromination on the Properties of Urushiol Film Cured by UV Irradiation
著者 (3件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 59-64  発行年: 2017年05月31日 
JST資料番号: L0522A  ISSN: 1346-0633  CODEN: MRGAAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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漆液の主成分はウルシオールであり,カテコールの一種である。通常ラッカーゼという酵素によって漆液を高湿度下で室温硬化させるので,漆器作製に長時間を要する。ここでは漆の主成分であるウルシオールに対してUV照射による迅速な硬化を試みた。ところが,UV照射法では表面の光沢が低下した。これは表面にシワが発生するためであることがわかった。そこでこれを抑制すべくUV硬化前に臭素化を行って硬化速度を遅くする方法を検討した。その結果数十秒以内の臭素化処理で光沢の低下を防ぐことができた。さらに,明度,彩度などの色彩因子に関しても本法で得られた膜は従来法によるそれより劣ることはなかった。以上の事実から臭素化とUV硬化によって漆器の迅速な製造が可能になることを示唆している。(著者抄録)
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分類 (2件):
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塗料の性質  ,  その他の高分子の反応 
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