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J-GLOBAL ID:201702262157813447   整理番号:17A0740493

東部南極のウィルクスランド沖の幼魚および稚魚/成魚期の南極産ハダカイワシ科魚類Electrona antarcticaの分布

Distributions of larval and juvenile/adult stages of the Antarctic myctophid fish, Electrona antarctica, off Wilkes Land in East Antarctica
著者 (9件):
資料名:
巻: 12  ページ: 99-108  発行年: 2017年06月 
JST資料番号: W2215A  ISSN: 1873-9652  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ハダカイワシ科魚類は,それらの大変高い生物量のため南氷洋の食物網の重要な成分である。本研究は,幼魚および稚魚/成魚期の南極産ハダカイワシElectrona antarcticaの空間分布を調べた。2つの異なる開閉ネットシステムを用いて2011年および2012年1月に140°Eに沿ったトランセクトで,2013年1月に110°Eに沿って魚類を試料採取した。全部で1075匹のE.antarctica標本を採取した。948匹は幼魚,127匹は稚魚/成魚,そして2匹は変態期であった。大多数の幼魚は水深5~200mで採取され,日周鉛直移動(DVM)は明らかでなかった。幼魚は主として周極深層水(-1.5°C~2.0°C)に分布した。対照的に,38kHzでのエコー像と深度別試料の分析は,大陸斜面領域(65.5°S)を除き稚魚/成魚がDVMを行うことを意味した。オキアミの分布が大陸斜面に沿った低温水塊(<-1.5°C)に限られるので,E.antarcticaとオキアミ集団は夏の間,ウィルクスランド沖で空間的に分かれる。以前推定された30~47日の幼魚期と一致して,E.antarcticaは周縁氷帯中または海氷縁近くで11月後期から12月に産卵するようである。本研究は,海氷に関連する環境がE.antarcticaの初期段階幼魚の生育場を提供することを示唆する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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個体群生態学  ,  個生態学 
引用文献 (44件):

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