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J-GLOBAL ID:201702262284100468   整理番号:17A0139420

中部日本,浜名湖における多年生と一年生のアマモ(Zostera marina)に対する魚類群集の応答

Responses of fish assemblage structures to annual and perennial life cycles of seagrass Zostera marina in Lake Hamana, central Japan
著者 (5件):
資料名:
巻: 63  号:ページ: 445-459  発行年: 2016年11月07日 
JST資料番号: L2718A  ISSN: 1341-8998  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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アマモには,春に繁茂し,他の季節では消失する一年生と,数年に渡って生育する多年生の2つの表現型が存在する。そのようなアマモの生活史の相違が魚類群集構造に与える影響を明らかにするため,浜名湖において,一年生アマモ場,多年生アマモ場,及び砂泥地での魚類採集と生息環境調査を実施した。一年生アマモが繁茂している時期は,魚類の種の豊富さや個体数は一年生アマモ場と多年生アマモ場で同じレベルであったが,季節的な消失時の一年生アマモ場と砂泥地では魚類の種数や個体数はかなり減少した。このような魚類の出現パターンは主としてアマモ生息場の定住魚,季節的定住魚,及び短期滞在魚により決定されており,各アマモ場において異なる種出現パターンを示していた。定住魚は多年生アマモ場を好み,安定したアマモ植生構造の利用性が生息地に必須であるものと考えられる。季節的定住魚は異なる出現パターンを示し,繁茂の時期には一年生アマモ場に多く存在し,ときには多年生アマモ場よりも多いことがあった。そのような魚は限られた時期のみに複雑なアマモ構造を利用しているものと考えられた。これとは対照的に,短期滞在魚においては,おそらくアマモ場が採餌場としての重要性が低いことから,特定のアマモ場構造を生息地として積極的に利用することはなかった。Copyright 2016 The Ichthyological Society of Japan Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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魚類  ,  海藻類  ,  異種生物間相互作用 
引用文献 (73件):
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