文献

J-GLOBAL ID：201702262351071630   整理番号：17A1369928

情報指向型センサネットワークにおけるクラスタヘッド移行方式

The Cluster Head Switching Method in Information-Centric Networking-based Wireless Sensor Network

著者 (2件)： 小池将史 (工学院大 大学院工学研究科) ,  水野修 (工学院大 大学院工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 117  号： 205(IN2017 23-34)  ページ： 43-48  発行年： 2017年08月31日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 我々は,複数のM2Mサービスを実現するセンサネットワークをICN(Information-Centric Networking)で実現することを提案している。そのためセンサネットワークでは必須となるセンサの位置情報や消費電力量の削減について,ICNでも解決する必要がある。そのため,ICNを適用したセンサネットワークにおいてノードの存在する位置名を全ノードへ割り当て,同一な位置名を持つノード同士でクラスタを形成する手法を提案した。これにより,ノードの位置を意識しつつ消費電力量を削減した。しかし,クラスリングを行うためクラスタヘッド(CH)の消費電力量が増加する。そこで,同一の位置名のクラスタ内でCHを移行することでノードの消費電力を平準化する手法を提案した。また,有効性の確認のためにシミュレーションを行い,提案方式の有効性を確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： *センサネットワーク ,  情報システム ,  通信技術 ,  消費電力 ,  位置情報 ,  *端末装置 ,  レベリング
準シソーラス用語： ICN ,  M2M ,  *クラスタヘッド ,  平準化 ,  *無線センサネットワーク

分類 (1件)： 通信網  (ND07030A)

引用文献 (4件)：

• Bengt Ahlgren, Christian Dannewitz, Claudio Im-brenda, Dirk Kutscher and Borje Ohlman,′′ ′′Asurvey of information-centric networking,′′ IEEECommunications Magazine, vol. 50, no. 7, pp. 26-36, Jul. 2012.
• 改田高大,小池将史,水野修,′′情報指向型ネットワークを適用したセンサネットワークにおけるデータキャッシュ方式,′′電子情報通信学会論文誌B,Vol.J100-B,No.2,pp.48-58,Feb.2017.
• 小池将史,水野修,′′情報指向型ネットワーク方式に基づくセンサネットワークにおけるクラスタリングを用いた電力消費削減法の検討,′′電子情報通信学会,2016年ソサイエティ大会講演論文集,B-7-26,Sep.2016.
• QualNet,http://network.kke.co.jp/products/qualnet/,(参照:2017/08/02).

タイトルに関連する用語 (3件)： センサネットワーク ,  クラスタヘッド ,  移行