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J-GLOBAL ID:201702262395281349   整理番号:17A1504691

白亜紀/古第三紀境界と最新のダニアン・イベントに特に関連したIODPサイトU1407(北大西洋西部)における最新白亜紀/暁新世深海貝形類ファウナ【Powered by NICT】

Latest Cretaceous/Paleocene deep-sea ostracode fauna at IODP Site U1407 (western North Atlantic) with special reference to the Cretaceous/Paleogene boundary and the Latest Danian Event
著者 (4件):
資料名:
巻: 135  ページ: 32-44  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2182A  ISSN: 0377-8398  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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暁新世中に,海洋プランクトン群集は,白亜紀/古第三紀(K/Pg)境界での激しい多様性損失後のその多様性を回復した。一般に,暁新世深海貝形虫動物群の変化はほとんど理解されていない。深海貝形虫動物群はK/Pg境界(66.04Ma)と最後期Danian Event(LDE: 62.18Ma)のような有力な事象,過渡暁新世温暖化事象中にどのように変化するかはまだ不明である。本報告では,北西大西洋における統合国際深海掘削計画サイトU1407,ニューファンドランド沖,からの最新の白亜紀後期暁新世貝形虫に関する研究について述べた。三十六貝形虫分類群は66.3~57.3Maの間の間隔から収集した202離散試料から得た。K/Pg境界近傍では,マーストリヒチアン分類群の8%(2 25)は絶滅した。絶滅率は最大で0.12E MSY(最大持続生産量)~ 1であり,12%/百万年の消光比に等しいと推定され,バックグラウンドレベル絶滅率と同程度である。Maud海膨とBlake Noseのような異なる海盆間の絶滅率を比較すると,K/Pg境界での貝虫絶滅は顕著な地理的不均一性を示した。マーストリヒチアンとダニアン間,貝形虫動物群は浅い深海分類群によって優占され生物相から深い深海分類群によって優占されした。LDEの間,貝形虫動物群は炭酸塩含有量の減少と同時にその底生貝形虫の蓄積速度と分類学的多様性と同様にKrithe crassicaudataの相対量の増加を示した。同様の変化は一般的に暁新世-始新世熱最大(PETM; 56.0Ma)中の大西洋北東部からのファウナで実証した。PETM動物相とは対照的に,絶滅イベントは認められない。ダニアン階/セランディアン境界近傍では,この貝形虫類は輸出生産性の増加を示した。ダニアン階後,この貝形虫類は温暖で酸性水に耐えると思われるコミュニティを形成する。輸出生産性はセラディアン及びサネティアン中高いままであった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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新生代 

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