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J-GLOBAL ID:201702262553614822   整理番号:17A0781000

電界放出型走査電子顕微鏡(FE-SEM/EDX)を用いた珪酸塩鉱物の定量分析-スタンダードレス法の評価-

Quantitative Analysis of Silicate Minerals Using a FE-SEM/EDX System-Validation of Standard-less Method-
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資料名:
巻: 64  ページ: 181-192 (WEB ONLY)  発行年: 2015年12月31日 
JST資料番号: U0175A  ISSN: 1884-7714  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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単一元素からなる標準試料より得られた特性X線強度のデータベースを用いたスタンダードレス定量法の分析誤差を評価した。本研究では,化学組成が明らかな珪酸塩鉱物試料を,エネルギー分散型X線検出器を装備したFE-SEMにて繰り返し測定を行い,分析特性を理解し分析誤差の評価よりスタンダードレス法選択の可能性を研究した。測定元素はSi,Ti,Al,Cr,Fe,Mn,Mg,Ca,Na,K,Niの11元素,鉱物試料はAstimex Scientific社,日本電子,スミソニアン国立自然史博物館の鉱物スタンダードセットを使用した。測定され鉱物はカンラン石,輝石,長石,ザクロ石,藍晶石,準輝石に大別され,20回の繰り返し測定をした。測定精度は,含有量が0.5と1.0wt%以上の酸化物に対してそれぞれ,10%と5%以下での相対標準偏差,正確度は1.0wt%以上の酸化物に対して2~9%以下であった。標準試料と類似した組成をもつ鉱物を測定する場合にはスタンダードレス法を予備分析として利用できる。
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分類 (2件):
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無機物質中の元素の物理分析  ,  珪酸塩鉱物 

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