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J-GLOBAL ID：201702262577820331   整理番号：17A0182726

切削現象の可視化技術 切削時における被削材応力分布変動の可視化技術

著者 (1件)： 磯部浩己 (長岡技科大 工)
資料名： 砥粒加工学会誌  (Abrasive Technology)
巻： 61  号： 2  ページ： 83-86  発行年： 2017年02月01日 
JST資料番号： L0473A  ISSN： 0914-2703  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 切削・研削加工において,加工特性や加工状態を直接的・定量的に評価する方法として,工具動力計による切削力の測定が一般的であるが,この方法では,測定値はそれぞれの加工点における切削力の和しか得られない。一方,超音波切削における加工特性の向上に関して多くの報告がある。しかし,超音波振動する切れ刃が発生する切削抵抗は,超音波帯域で変動するので問題となる。本稿では,筆者が解析した複屈折性を有する透明な材料を被削材としたときの被削材内部応力を光弾性法に基づいて可視化する方法について解説するとともに,これを超音波振動加工現象の可視化手法やガラスの研削加工での撮影事例を紹介した。まず,撮影原理として,光弾性法と偏光高速度カメラによる方法を述べ,圧縮試験片における撮影結果を示した。続いて,光弾性法を応用した加工現象の可視化に関して,二次元切削,超音波切削時の応力分布変動,及び,回転工具における応力分布可視化の例を示した。このように,古典的な光弾性法による応力測定を最新の複屈折撮影装置や手法に応用することを提案し,その可能性を見い出した。

シソーラス用語： 現象 ,  *切削 ,  超音波加工 ,  材料 ,  被削性 ,  二次元 ,  *応力分布 ,  *可視化 ,  直交性 ,  切削抵抗 ,  光弾性 ,  *応力測定 ,  圧縮試験 ,  *内部応力 ,  ダイヤモンド砥石 ,  ソーダガラス ,  複屈折 ,  切れ刃 ,  高速度カメラ ,  研削
準シソーラス用語： ダイヤモンド電着砥石 ,  二次元切削 ,  *切削現象 ,  超音波研削 ,  *超音波切削 ,  *直交切削 ,  *被削材

分類 (1件)： 切削一般  (QC02010V)

タイトルに関連する用語 (5件)： 切削 ,  現象 ,  可視化技術 ,  被削材 ,  応力分布