抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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初等中等教育に新しくプログラミング教育が導入されることに先駆け,著者らは中学校段階でのプログラミング教育を実践し,本稿ではその内容を報告した。まず,愛媛県のプログラミング教育の状況を示すために,初等中等段階のプログラミング教育の指標となる情報オリンピックの参加状況について述べ,次に,平成27年度,附属中学校で1年間行ってきたプログラミング指導について述べた。この取り組みは,附属中学校のコンピュータ部で週1回の演習を行った。内容は講義と演習を混ぜた形式で,はじめにプログラミングの基礎を講義し,その応用で解くことができる演習を与えることが多かった。情報オリンピックにはこれまで愛媛県から中学生が参加することは稀であったが,平成27年度,約20名を対象に本実践を行ったところ,その中の4名が参加した。