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J-GLOBAL ID：201702263025389262   整理番号：17A0800620

ナノラマン顕微鏡法のためのプラズモンチップ:構造,材料および増強

Plasmonic tip for nano Raman microcopy: structures, materials, and enhancement

著者 (1件)： TAGUCHI Atsushi (Osaka Univ., Osaka, JPN)
資料名： Optical Review (Web)  (Optical Review (Web))
巻： 24  号： 3  ページ： 462-469 (WEB ONLY)  発行年： 2017年06月 
JST資料番号： U0709A  ISSN： 1349-9432  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： チップ増強ラマン散乱(TERS)顕微鏡法は,高空間分解能および高感度の特性を有する。高度なナノ材料およびナノデバイスを分析するための重要なツールである。しかし,チップ増強ラマン散乱を効率的に再現することが困難である。効率的なチップ増強ラマン散乱を達成するために,プラズモン金属チップに関する2つの問題について検討した。第1の問題は,そのプラズモン特性がラマン散乱効率に直接影響を与えるチップ構造であった。第2の問題は,遠紫外線(DUV)用のプラズモンチップであり,共鳴ラマン効果を組み込むことにより,TERS信号を更に高めることができるチップ構造であった。DUV-TERSチップの材料が示し,効率的なチップ構造,材料および増強方法などを論じた。

シソーラス用語： *光学顕微鏡法 ,  *Raman分光法 ,  *プラズモン ,  *ナノ構造 ,  チップ ,  固体素子 ,  Raman散乱 ,  空間分解能 ,  ナノ材料 ,  真空紫外線 ,  分解能 ,  高感度
準シソーラス用語： *Raman顕微鏡 ,  ナノデバイス ,  遠紫外線

分類 (2件)： 光学的測定とその装置一般  (BD07010S) ,  固体プラズマ  (BM02160W)

引用文献 (62件)：

• Palonpon, A.F., Sodeoka, M., Fujita, K.: Molecular imaging of live cells by Raman microscopy. Curr. Opin. Chem. Biol. 17(4), 708-715 (2013)
• Palonpon, A.F., Ando, J., Yamakoshi, H., Dodo, K., Sodeoka, M., Kawata, S., Fujita, K.: Raman and SERS microscopy for molecular imaging of live cells. Nat. Protoc. 8(4), 677-692 (2013)
• Kneipp, K., Kneipp, H., Itzkan, I., Dasari, R.R., Feld, M.S.: Ultrasensitive chemical analysis by Raman spectroscopy. Chem. Rev. 99(10), 2957-2975 (1999)
• Fleischmann, M., Hendra, P.J., McQuillan, A.J.: Raman spectra of pyridine adsorbed at a silver electrode. Chem. Phys. Lett. 26(2), 163-166 (1974)
• King, F.W., Van Duyne, R., Schatz, G.C.: Theory of Ramanscattering by molecules adsorbed on electrode surfaces. J. Chem. Phys. 69(10), 4472-4481 (1978)

タイトルに関連する用語 (2件)： ラマン顕微鏡 ,  増強