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J-GLOBAL ID：201702263299952813   整理番号：17A0483969

地域資源を活用した再生可能エネルギー等の利活用技術の開発-林地残材を原料とするバイオ燃料の製造技術の開発-第2章 改質システムの研究開発 5 触媒の局所構造解析

著者 (4件)： 大山茂生 (東大) ,  阪東恭子 (産業技術総合研) ,  阪東恭子 (東大) ,  高垣敦 (東大)
資料名： 農林水産省農林水産技術会議事務局研究成果  (農林水産技術会議事務局研究成果)
号： 573  ページ： 31-33  発行年： 2017年03月31日 
JST資料番号： S0070A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： (ア)水素化還元過程におけるNiの局所構造変化を測定した。昇温とともに8349eVのピークが減少していき,還元過程を定量的に表現できた。Ni₂P/SiO₂の再還元には450°C以上が必要なことが分かった。(イ)担持量の異なるNi₂P/USY触媒では,そのEXAFSスペクトルの形状も大きく異なることが分かった。担持量が1.5mmol g-supportより多い場合は,バルクと変わらないスペクトルを示したが,担持量が少ないとき,Niの配位数は小さくなり,高分散に微粒子化されていることが分かった。(ウ)水素化脱酸素反応のin situ観測では,ガス雰囲気によって挙動が異なった。水素化反応が起こる水素中では,Ni-K edgeスペクトルの変化はほとんど見えなかったが,一方,反応が起こらないヘリウム中では,スペクトルの変化(Niの酸化)が見られた。Ni活性サイトに水素が優先的に吸着することがこの要因と考えられた。(著者抄録)

シソーラス用語： 資源 ,  再生エネルギー ,  廃材 ,  生物燃料 ,  *生産技術 ,  *改質 ,  *触媒 ,  構造 ,  ニッケル ,  変化 ,  含有量 ,  Yゼオライト ,  EXAFS ,  脱酸素反応 ,  ヘリウム ,  活性部位 ,  ナノ構造 ,  ニッケル化合物 ,  リン化物
準シソーラス用語： 地域資源 ,  再生可能エネルギー ,  *林地残材 ,  バイオ燃料 ,  製造技術 ,  *局所構造 ,  Ni ,  構造変化 ,  担持量 ,  USY ,  水素化脱酸素反応 ,  活性サイト ,  リン化ニッケル

分類 (3件)： 木材化学  (FF05040V) ,  不均一系触媒反応  (CB06100E) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

物質索引 (1件)： 2-メチルテトラヒドロフラン

タイトルに関連する用語 (12件)： 地域資源 ,  活用 ,  再生可能エネルギー ,  開発 ,  林地残材 ,  原料 ,  燃料 ,  改質 ,  研究 ,  触媒 ,  局所構造 ,  解析