抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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転動型動吸振器に用いられる振り子に減衰を付加する方法として転がり面の形状を用いる方法を検討した。円柱が正多角形の内面形状を転がる場合,角に到達したとき,面と跳ね返りのない塑性衝突を起こせば衝突した面に垂直な方向の運動エネルギーは失われ速度損失が発生する。このときの減衰は形状のみにて決定するため低コストでも減衰系を設計することができる。実際に動吸振器を作成し,条件を変更して減衰の傾向を求め,提案する減衰の付加における方法の実現性を考察した。(著者抄録)