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J-GLOBAL ID:201702263752125509   整理番号:17A0665578

血しょう蛋白質ヒト血清アルブミンの天然構造への変化を伴わない長期細胞イメージングのための生体適合性CdSe/ZnS量子ドットミセル【Powered by NICT】

Biocompatible CdSe/ZnS quantum dot micelles for long-term cell imaging without alteration to the native structure of the blood plasma protein human serum albumin
著者 (3件):
資料名:
巻:号:ページ: 2392-2402  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7055A  ISSN: 2046-2069  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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-特にを含む量子ドット(QD)を,ヒト細胞への毒性カドミウムであり,従ってヒトの疾患の診断と治療のための直接使用できない。この制限を回避するために,QDの表面は,それらの水溶性と生体適合性を増加させるために修正しなければならない。この目的のために,サイズが117から265nmまでの範囲のりん脂質ミセル中の鉄酸化物ナノ粒子と結合したCdSe/ZnS QDをカプセル化した。QDミセルは高濃度(25 μg ml~ 1)でもA549およびHeLa細胞における細胞毒性を示さなかった。ヒト血清アルブミン(HSA)蛋白質を輸送するミセルの能力は,光学分光法により研究した,ミセルと複合体を形成した蛋白質の熱力学的パラメータを,種々の温度(25 45 °C)でのvan’t Hoff方程式を用いて計算した。ミセルとH SA間の結合は水素結合および静電相互作用と疎水性力によって安定化したことを見出した。Fourier変換赤外分光法および円偏光二色性はαヘリックス含量の増加によりH SAの二次構造の変化を明らかにし,三次構造は維持された。水溶性ミセルの絶対量子収率は励起波長590nmで約4%であったが,クロロホルム中でのセレン化カドミウム(CdSe)/硫化亜鉛(ZnS)QDのそれは20%であった。HeLaおよびA549細胞における蛍光信号は,ミセルとのインキュベーションの72時間後に高いままであり,共焦点顕微鏡により決定したさらに,蛍光シグナルは両母娘細胞で検出された。これらの結果から,長期イメージング中の細胞毒性を誘発するも共役蛋白質の天然構造に影響しないので,CdSe/ZnSミセルは生体適合性であることを示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
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半導体のルミネセンス  ,  細胞生理一般 

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