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J-GLOBAL ID：201702263874861779   整理番号：17A0491007

断熱量子コンピューティングによる巡回セールスマン問題の解法

著者 (4件)： 中原幹夫 (近畿大) ,  坂東将光 (近畿大学工高専) ,  田中宗 (早稲田大 高等研) ,  田中宗 (JST-さきがけ)
資料名： 近畿大学理工学総合研究所研究報告  (Science and Technology. Kinki University. Science and Technology Research Institute)
号： 29  ページ： 1-9  発行年： 2017年02月28日 
JST資料番号： L0250A  ISSN： 0916-2054  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 巡回セールスマン問題とは,セールスマンが,N都市の全てを各都市間距離が与えられた場合に1回ずつ訪問し,且つ,その訪問総合距離(訪問経路)を如何に最短化するかを解く人工知能の基礎である。従来は,N!ステップで扱ったが,Nが大きくなると実用的でない。本論文は,これを解く為に,最新の断熱量子コンピューティング手法の採用を期待し,Nに関する多項式時間を検討した。具体的には,古典的コンピュータを用いて,教育面に重点を置き,シミュレーテッドアニーリング,量子アニーリング等の手法で問題を解いた。具体的には,4都市の巡回をシュレーディンガー方程式で直接解き,本解法の原理的デモを実施した。

シソーラス用語： *量子計算 ,  *巡回セールスマン問題 ,  最適化 ,  問題解決 ,  シミュレーテッドアニーリング ,  Ising模型 ,  構造 ,  アルゴリズム
準シソーラス用語： シミュレーテッドアニーリング法 ,  ハミルトニアン構造 ,  経路最適化 ,  人工知能的問題解決 ,  多項式時間アルゴリズム ,  量子アニーリング ,  *量子コンピューティング

分類 (3件)： 人工知能  (JE08000Z) ,  計算理論  (JB02000A) ,  計算機利用技術一般  (JE01000C)

タイトルに関連する用語 (4件)： 断熱 ,  量子コンピューティング ,  巡回セールスマン問題 ,  解法