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J-GLOBAL ID:201702263923807501   整理番号:17A2008103

2型糖尿病(J DOIT3)における心血管転帰と死亡率に対する強化多因子介入の効果:非盲検,無作為化対照試験【Powered by NICT】

Effect of an intensified multifactorial intervention on cardiovascular outcomes and mortality in type 2 diabetes (J-DOIT3): an open-label, randomised controlled trial
著者 (19件):
資料名:
巻:号: 12  ページ: 951-964  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3110A  ISSN: 2213-8587  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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限られた証拠はグルコース,血圧,脂質の管理のための多因子介入は,2型糖尿病患者における大血管合併症と死亡率を低下させることを示唆した。しかし,これらの危険因子のための安全かつ有効な治療標的は,そのような介入のための決定されていない。この多施設,非盲検,無作為化,並行群試験81臨床現場で行われた,ランダムに高血圧,脂質異常症,または両方と45 69歳の2型糖尿病患者(1:1),69%(520 mmol/mol)以上のHbA_1c,グルコース,血圧,脂質コントロール(標的:HbA_1c<69%[520mmol/mol],血圧<130/80mmHg,LDLコレステロール<120mg/dL[または冠動脈疾患の既往歴をもつ患者における100mg/dL])または集中治療(HbA_1c<62%[443mmol/mol],血圧<120/75mmHg,LDLコレステロール<80mg/dL[または冠動脈疾患の既往歴をもつ患者における70mg/dL])の通常の治療を受けることを割り当てた。ランダム化は計算機生成,動的バランス法,性別,年齢,HbA_1c,および心血管疾患の既往により層別化を用いて行った。どちらの患者も研究者はグループ割付にマスクされた。主要評価項目は心筋梗塞,脳卒中,血行再建(冠動脈バイパス手術,経皮的冠動脈形成術,頸動脈内膜剥離術,経皮的脳血管形成術と頸動脈ステント留置術),と全死因死亡率の複合材料のいずれの発生であった。一次解析は,intention-to-treat集団で行った。ClinicalTrials.gov,数NCT00300976と関係づけた。2006年6月16日,2009年3月31日の間に,2542名の適格患者を無作為に集中治療または従来の治療法(各群1271)に割り当て,中央値85歳(IQR 73 90)の追跡した。集中治療群の二例はランダム化後不適格であることが見出され,分析から除外した。介入期間中,平均HbA_1c,収縮期血圧,拡張期血圧,LDLコレステロール濃度は集中治療群で有意に低かった従来の治療群(68%[510mmol/mol]対72%[552mmol/mol];123mmHg対129mmHg;71mmHg対74mmHg,85mg/dL対104mg/dL,全てp<00001)。主要評価項目は,集中治療群の109名の患者と従来の治療群(ハザード比[HR]081 95%CI063 104;P=0094)の133人の患者で生じた。複合転帰の事後内訳では,全原因死亡率(HR 101, 95% CI 068 151; p=095)と冠動脈イベント(心筋梗塞,冠動脈バイパス手術と経皮的冠動脈形成術;086,058 127;P=044)の頻度は群間で異ならなかったが,脳血管イベント(脳卒中,頸動脈血管内膜切除術,経皮的脳血管形成術と頸動脈ステント留置術)は,集中的な治療群(HR 042,024 074; p=0002)で有意に少ない頻度であった。非重症低血糖(集中治療群では521[41%]患者対通常治療群では283[22%],p<00001)および浮腫(193 [15%] vs 129 [10%], p=00001)とは別に,主要有害事象の頻度は群間で異ならなかった。著者らの結果は,冠動脈イベント,脳血管イベントおよび全死因死亡率の複合材料の予防のための現在の標準的治療法に比べ,更なる強化多因子介入の有効性を十分にサポートしていない。それにもかかわらず,著者らの知見は,2型糖尿病患者における脳血管イベントの予防のための強化された介入の潜在的利点を示唆する。日本,旭化成Pharma,アステラス製薬,AstraZeneca,Bayer,ベイリンガーインゲルハイム,ブリストルマイヤーズスキップ,第一三共,Eli Lilly,GlaxoSmithKline,Kissei医薬品,コーワ医薬品,三菱田辺Pharma,持田製薬,MSD,ノバルティスファルマ,Novo Nordisk,小野薬品工業,ファイザー,三和化学Kenkyusho,シオノギ,住友大日本Pharma,大正富山医薬的,およびTakedaの厚生労働省。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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代謝異常・栄養性疾患の治療  ,  糖質代謝作用薬の臨床への応用 

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