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J-GLOBAL ID:201702264297365415   整理番号:17A1131060

エステラーゼ様アルブミン活性のゲル内検出:エステラーゼ遊離血清アルブミンの特性化と肝線維症の非侵襲的バイオマーカーとしての推定上の役割【Powered by NICT】

In-gel detection of esterase-like albumin activity: Characterization of esterase-free sera albumin and its putative role as non-invasive biomarker of hepatic fibrosis
著者 (2件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 673-682  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3189A  ISSN: 1878-5352  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アルブミンは球状と非グリコシル化多機能プラズマ蛋白質であり,いくつかのヒト疾患と相関していた。エステラーゼ汚染のために,アルブミン濃度は,通常,誤った方向に導く。本研究では,健常および線維性ラットをアルブミン推定のための方法論的精度を提案した。ラットにおける肝線維症は三週間α SMA発現のH&Eおよび免疫組織化学的染色により確認による内N′-ニトロソジメチルアミン(NDMA)(10mg/kg体重)により生成した。動物血清はネイティブポリアクリルアミドゲル電気泳動(native-PAGE)(7.5%)によりスクリーニングした。ゲル内エステラーゼ様アルブミン活性は,基質としてα-およびβ-ナフチル酢酸(5.58× 10~ 3 mM; pH 7.5)を用いて検出した。血清アルブミンは電気溶出による非染色PAゲル切片から精製した。MALDI-TOF-MSによるSDS-PAGE(10%)とペプチド質量フィンガープリント法を用いたその分子量測定によるアルブミン純度の立体配座に続いて,試料を尿素の種々の濃度で処理した。尿素処理したアルブミンは,エステラーゼ活性,立体配座変化,アルブミンレベルイムノブロット法によりスクリーニングした。著者らの結果は,ラット血清アルブミンのエステラーゼ様アルブミン活性はsubunit domain-IIIに位置していることを示した。エステラーゼ様活性は4M尿素まで検出可能である,これは尿素濃度の増加と共に減少した。さらに,尿素処理アルブミン試料の免疫ブロッティングは精製蛋白質バンドの顕著な低下を示し,ラットにおける肝線維症中の低アルブミン血症を示した。結論として,アルブミン分離と推定のこの方法は,潜在的な興味があり,診断目的に推奨されると思われる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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消化器の基礎医学  ,  消化器作用薬の基礎研究  ,  歯の基礎医学 
物質索引 (1件):
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