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J-GLOBAL ID：201702264535915342   整理番号：17A0761896

セルロース紙に吸収した1-アルカノイルアミノピレン類の発光メカノクロミズム

Mechanochromic luminescence of 1-alkanoylaminopyrenes adsorbed onto cellulose papers

著者 (3件)： Nagata Eisuke (Department of Applied Chemistry, Muroran Institute of Technology, Mizumoto-cho, Muroran, Hokkaido 050-8585, Japan) ,  Ara Takuya (Department of Applied Chemistry, Muroran Institute of Technology, Mizumoto-cho, Muroran, Hokkaido 050-8585, Japan) ,  Nakano Hideyuki (Department of Applied Chemistry, Muroran Institute of Technology, Mizumoto-cho, Muroran, Hokkaido 050-8585, Japan)
資料名： Dyes and Pigments  (Dyes and Pigments)
巻： 141  ページ： 48-52  発行年： 2017年06月 
JST資料番号： D0966B  ISSN： 0143-7208  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 1-アセチルアミノピレン(AAPy)と1-オクタノイルアミノピレン(OAPy)と1-ステアロイルアミノピレン(SAPy)の結晶試料が発光メカノクロミズムを示したことは,我々は既に報告してある。本研究に当たり著者らは,セルロース紙に吸収したこれら1-アルカノイルアミノピレン類が発光メカノクロミズムを示したことも発見している。しかしこれらの挙動は,これらの結晶試料に見られた挙動とは本質的に異なっていた。追加すれば,これらのセルロース紙は,エタノールと水蒸気に交互にさらせば,可逆的に発光色を変えることを発見した。1-アルカノイルアミノピレン分子は,凝集あるいは結晶化することなく紙面上で分散し,かつ機械的応力またはエタノール蒸気の曝露いずれかによって紙面内の1-アルカノイルアミノピレン類の分子間距離を縮め,それにより,励起二量体が形成可能な箇所が増加し,および/または励起二量体箇所に到達するエネルギー移動効果を強化することの示唆を得た。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *光学的性質 ,  圧力効果 ,  距離 ,  *分子間相互作用 ,  *発光 ,  カルボアミド ,  *セルロース ,  エネルギー移動 ,  芳香族アミン ,  エキシマ ,  分子励起 ,  *吸着
準シソーラス用語： メカノクロミズム ,  分子間距離

著者キーワード (5件)： Mechanochromic luminescence ,  Emission color change ,  Cellulose paper ,  1-Alkanoylaminopyrene ,  Excimer formation

分類 (1件)： 有機化合物のルミネセンス  (BM08094A)

物質索引 (3件)： N-(1-ピレニル)アセトアミド ,  N-(1-ピレニル)オクタンアミド ,  N-(1-ピレニル)ステアロアミド

タイトルに関連する用語 (2件)： セルロース紙 ,  メカノクロミズム