文献

J-GLOBAL ID：201702264674111242   整理番号：17A0565502

出口順番を明示したラウンドアバウト環道内案内標識に関する評価実験

著者 (2件)： 飯田健太 (東京都建設局) ,  小根山裕之 (首都大学東京大学院都市環境科学研究科)
資料名： 交通工学論文集(Web)  (JSTE Journal of Traffic Engineering (Web))
巻： 3  号： 2  ページ： A_163-A_171(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0617A  ISSN： 2187-2929  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は,ラウンドアバウトの課題の一つと考えられる,出口の進行方向がわかりにくい,方向感覚がなくなるなどの問題に対応するため,ローマ数字を表示した案内標識をラウンドアバウト環道内に設置し,ドライバーの迷いの軽減効果について,ドライビングシミュレータを使用した評価実験により分析したものである.環道走行時の迷いを主観的に 5 段階評価したときの平均値が,原案と改良案の間には有意な差があることなどから,提案した案内標識は出口の進行方向をわかりやすくするために効果があったことを示した.一方,アイマークレコーダーの分析により,改良案は標識への注視割合が高くなり,前方への注意が削がれる可能性があることが指摘された.(著者抄録)

シソーラス用語： *交差点 ,  *道路標識 ,  *表記法 ,  シミュレーション ,  *運転者 ,  主観評価 ,  記録装置 ,  計測器 ,  *意識障害 ,  効果 ,  *注意
準シソーラス用語： *ラウンドアバウト ,  ドライビング・シミュレーション ,  アイマークレコーダ ,  改善効果 ,  *注視行動 ,  *意識昏迷

著者キーワード (6件)： ラウンドアバウト ,  案内標識 ,  ドライビングシミュレータ ,  Roundabout ,  Road Sign ,  Driving Simulator

分類 (3件)： 道路計画・調査,道路の構造  (RC08020X) ,  道路付属施設  (RC08040T) ,  運転者  (TB01040V)

引用文献 (27件)：

• 1) 中村英樹他:ラウンドアバウトの計画・設計ガイド(案) ,交通工学研究会,2009
• 2) (一社)交通工学研究会:ラウンドアバウトマニュアル,発行:丸善,
• 3) 馬渕太樹・中村英樹:日本でのラウンドアバウト設計のための調査研究課題,土木計画学研究・講演集 Vol.33,CD-ROM,2006
• 4) 米山喜之:ラウンドアバウトの交通運用,交通工学,Vol.42,No.3,pp.34-42,2009
• 5) Roundabouts: An Informational Guide, NCHRP Report 672, 2010

タイトルに関連する用語 (5件)： 出口 ,  順番 ,  ラウンドアバウト ,  案内標識 ,  評価実験