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J-GLOBAL ID：201702265072303692   整理番号：17A1810059

水稲ゲノム育種の新たな展開(下)-NAM法による重要形質遺伝子の同定とゲノム育種の実用展開-

著者 (17件)： 阿部陽 (岩手生物工学研究セ) ,  仲條眞介 (岩手県農業研究セ) ,  高木宏樹 (岩手生物工学研究セ) ,  高木宏樹 (石川県大) ,  清水元樹 (岩手生物工学研究セ) ,  太田裕貴 (岩手県農業研究セ) ,  夏目俊 (岩手生物工学研究セ) ,  八重樫弘樹 (岩手生物工学研究セ) ,  野々上慈徳 (岩手生物工学研究セ) ,  野々上慈徳 (農研機構) ,  植村亜衣子 (岩手生物工学研究セ) ,  宇津志博恵 (岩手生物工学研究セ) ,  及川香梨 (岩手生物工学研究セ) ,  齋藤宏昌 (岩手生物工学研究セ) ,  齋藤宏昌 (東京農大) ,  寺内良平 (岩手生物工学研究セ) ,  寺内良平 (京大)
資料名： JATAFFジャーナル  (JATAFF Journal)
巻： 5  号： 12  ページ： 59-63  発行年： 2017年12月01日 
JST資料番号： Y0218B  ISSN： 2187-4948  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 前号に続き,岩手生物工学研究センターと岩手県農業研究センターにおける水稲ゲノム育種の取り組みを紹介する。東北地方の主力品種「ひとめぼれ」と多様な外国稲との交配系統3,000系統を用いたNested Association Mapping(NAM)法により,超多収性の実現に寄与するシンク能・ソース能に関する有用遺伝子領域を多数同定した。前号で紹介した独自の遺伝子資源と全ゲノム解析技術を活用したゲノム育種により,4有用遺伝子を集積した「岩手117号」,耐塩性品種「Kaijin」などの有用水稲品種を迅速に育成した。今後,さらなる有用遺伝子ゲノム情報の蓄積と活用によって,高度なゲノム育種の推進が期待される。(著者抄録)

シソーラス用語： *水稲 ,  *作物育種 ,  遺伝資源 ,  交雑育種 ,  量的形質遺伝子座 ,  ゲノムワイド関連解析 ,  表現型 ,  ヌクレオチド配列 ,  DNAマーカー ,  *ゲノム育種
準シソーラス用語： GWAS ,  Kaijin ,  NAM ,  QTL【遺伝】 ,  遺伝子集積 ,  遺伝子領域 ,  岩手117号 ,  金色の風

分類 (1件)： 作物の品種改良  (FC02030G)

引用文献 (10件)：

• Abe, A. et al. (2012) Theo. Appl. Genet., 125 : 647-657.
• Ashikari, M. et al. (2005) Science, 309 : 741-745.
• Fujita, D. et al. (2013) PNAS, 110 : 20431-20436.
• Han, B. and Huang, X. (2013) Curr. Opin. Plant Biol., 16 : 133-138.
• IRGSP (2005) Nature, 436 : 793-800.

タイトルに関連する用語 (7件)： 水稲 ,  ゲノム育種 ,  展開 ,  NAM法 ,  形質 ,  遺伝子 ,  同定