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J-GLOBAL ID：201702265156818325   整理番号：17A0937311

食用きのこPleurotus eryngiiとその抗炎症ポテンシャルからの新規生物活性蛋白質の単離【Powered by NICT】

Isolation of a novel bioactive protein from an edible mushroom Pleurotus eryngii and its anti-inflammatory potential

著者 (8件)： Yuan Biao (College of Food Science and Technology, Nanjing Agricultural University, Nanjing, Jiangsu 210095, China. [e-mail]) ,  Zhao Liyan ,  Rakariyatham Kanyasiri ,  Han Yanhui ,  Gao Zili ,  Muinde Kimatu Benard ,  Hu Qiuhui ,  Xiao Hang
資料名： Food & Function  (Food & Function)
巻： 8  号： 6  ページ： 2175-2183  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2339A  ISSN： 2042-6496  CODEN： FFOUAI  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 食用きのこは生物活性成分の豊富な供給源である。本研究では,生物活性蛋白質,PEP,(NH_4)2SO_4沈殿及びイオン交換クロマトグラフィーによる食用キノコ,Pleurotus eryngiiから分離した。マトリックス支援レーザ脱離イオン化飛行時間型質量分析によるプロテオーム解析は,PEPは分子量40kDaの新しい蛋白質であることを示した。PEPは一酸化窒素(NO),サイトカインIL-1βおよびIL-6を含む炎症促進性メディエーターの過剰産生を阻害することによりLPSで刺激したRAW-264.7マクロファージにおいて抗炎症作用を示した。さらに,PEPのこれらの抗炎症効果は,誘導型一酸化窒素シンターゼ(iNOS)発現および核因子-カッパB(NF κB)とマイトジェン活性化蛋白質キナーゼ(MAPK)経路の不活性化の阻害と関連していたことが示された。著者らの結果は,PEPが消化管における抗炎症,特に結腸のための良い候補であることを示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： マクロファージ ,  不活性化 ,  *生物活性 ,  消炎作用 ,  *食用きのこ ,  *タンパク質 ,  分子量 ,  イオン交換クロマトグラフィー ,  インターロイキン6 ,  質量分析 ,  *単離 ,  MAPキナーゼ ,  一酸化窒素 ,  *炎症
準シソーラス用語： *エリンギ , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 野菜とその加工品  (FJ11020O) ,  食品蛋白質  (FJ09020N)

タイトルに関連する用語 (7件)： 食用きのこ ,  Pleurotus ,  抗炎症 ,  ポテンシャル ,  生物活性 ,  蛋白質 ,  単離