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J-GLOBAL ID：201702265218047746   整理番号：17A1542100

高炉セメントB種にフライアッシュを混合した低炭素型高強度コンクリートに関する研究

著者 (5件)： 鈴木好幸 (安藤ハザマ 技研) ,  濱幸雄 (室蘭工大 大学院工学研究科) ,  石川伸介 (安藤ハザマ 技研) ,  小田部裕一 (住友大阪セメント セメント・コンクリート研) ,  宮原健太 (住友大阪セメント セメント・コンクリート研)
資料名： コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集  (Proceedings of the Concrete Structure Scenarios, JSMS)
巻： 17  ページ： 339-344  発行年： 2017年10月12日 
JST資料番号： L6941A  ISSN： 1346-7492  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 汎用的に使用できる低炭素型高強度コンクリートの実現のために,BBにFAを置換した高強度コンクリートのフレッシュ性状の経時変化,圧縮強度および耐久性に関する性能について検討した。その結果,強度性状については,模擬柱部材のコア供試体および簡易断熱養生供試体では,標準養生に比べて材齢28日から91日までの強度増進が小さい傾向にあり,BBを使用する場合には,モルタルの線膨張係数が大きくなることを念頭においた検討が必要になること,中性化の進行はW/Bによる顕著な差が確認され,品確法上のW/Cの算定方法を採用することで,普通コンクリートと同様の考え方で合理的に中性化抵抗性を評価できることなどを明らかとした。(著者抄録)

シソーラス用語： 減少 ,  二酸化炭素排出量 ,  *高強度コンクリート ,  *高炉セメント ,  *フライアッシュ ,  中性化 ,  環境保全 ,  経時変化 ,  圧縮強さ ,  耐久性 ,  二酸化炭素排出量削減 ,  機械的性質 ,  強度
準シソーラス用語： 低炭素化

分類 (1件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H)

引用文献 (16件)：

• 日本建設機械施工協会:建設工事における二酸化炭素【CO₂】排出量の算定,建設の機械化,第632号,pp.70-75,2002年10月号
• 齋藤尚,草野昌夫,堺孝司,村上祐治,齋藤淳,榎原彩野,鈴木康範:フライアッシュおよび高炉スラグ微粉末を用いたローカーボンハイパフォーマンスコンクリートの実構造物への適用,第4回コンクリート技術大会(長岡),2014.9
• 齋藤淳,堺孝司,鈴木康範,福留和人:フライアッシュおよび高炉スラグ微粉末を用いたローカーボンコンクリートのひび割れ抵抗性,コンクリート工学年次論文集,Vol.35,No.1,pp.1537-1542,2013
• 齋藤尚,堺孝司,鈴木康範,榎原彩野:フライアッシュおよび高炉スラグ微粉末を用いたローカーボンコンクリートの評価方法の一提案,コンクリート工学年次論文集,Vol.36,No.1,pp.1853-1857,2014
• 福井県建設技術公社:「フライアッシュ混合型高炉セメントコンクリート」(温度ひび割れ・乾燥収縮ひび割れ低減型コンクリート)配合・製造および施工指針(案),産学官共同研究報告書,pp.II-31~37,平成19年3月

タイトルに関連する用語 (5件)： 高炉セメント ,  フライアッシュ ,  炭素 ,  高強度コンクリート ,  研究