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J-GLOBAL ID：201702265364928054   整理番号：17A1652998

第5世代移動通信システムにおける動的な周波数共用のための機能間連携評価

Evaluation of Functions for Dynamic Spectrum Sharing in 5^th Generation Mobile Communication Systems

著者 (10件)： 吉岡達哉 (国際電気通信基礎技術研) ,  松野宏己 (国際電気通信基礎技術研) ,  鈴木信雄 (国際電気通信基礎技術研) ,  玉井森彦 (国際電気通信基礎技術研) ,  狐塚正樹 (NEC システムプラットフォーム研) ,  國弘和明 (NEC システムプラットフォーム研) ,  山下翔大 (京大 大学院情報学研究科) ,  山本高至 (京大 大学院情報学研究科) ,  小泉佑揮 (大阪大 大学院情報科学研究科) ,  長谷川亨 (大阪大 大学院情報科学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 117  号： 246(RCS2017 168-203)  ページ： 75-80  発行年： 2017年10月12日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 第5世代移動通信システムでは,通信性能に対する高速,低遅延,多数のデバイス収容などの様々な要求を満たすため,更なる周波数資源の確保が必要となる。これに対し筆者らは,6GHz以下の周波数帯を対象として,動的な周波数共用システムの研究開発を進めている。本システムは,場所や時間で異なる周波数の利用状況を把握し,それらに適した共用条件(例:利用可能な周波数帯,送信電力)を動的に決定し,干渉発生時には電力制御や網切り替えといった調停を行う。本稿では,システムの全体概要およびシステムの構成要素である,分散モニタリング機能,共用条件分析機能,無線調停機能,網調停機能について説明する。さらに,5Gコア網において動的に周波数共用を行うためのフレームワークを提案する。計算機シミュレーションにより,各機能が連携して動作することで,一次利用者が移動する場合でも,一次利用者の周波数共用が可能となることを示す。(著者抄録)

シソーラス用語： *共同利用 ,  監視 ,  データ収集 ,  接続 ,  仲裁 ,  通信網 ,  *協力 ,  *機能 ,  *システム
準シソーラス用語： モニタリング ,  *移動通信システム ,  *周波数共用 ,  調停 ,  無線 ,  *連携

分類 (1件)： 移動通信  (ND08030H)

引用文献 (18件)：

• NGMN, 5G White paper, Feb. 2015.
• A. B. Flores, R. E. Guerra, and E. W. Knightly, “IEEE 802.11af: A Standard for TV White Space Spectrum Sharing”, IEEE Commun. Mag., vol. 51, no. 10, pp.92-100, Oct. 2013.
• S. Filin, T. Baykas, M. A. Rahman, and Hiroshi Harada, “Performance Evaluation of IEEE 802.19.1 Coexistence system,” IEEE ICC 2011, June, 2011.
• 3GPP, RP-171416, “Revision of Study on NR-based Access to Unlicensed Spectrum”, June 2017.
• ETSI EN301, 893 B1.8.1: “Broadband radio access (BRAN); 5GHz high performance RLAN,” Harmonized European Standard, Mar. 2015.

タイトルに関連する用語 (4件)： 第5世代移動通信システム ,  周波数共用 ,  連携 ,  評価