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J-GLOBAL ID：201702265372883140   整理番号：17A1516566

大地震に備える杭体・杭頭接合の新技術 特殊な杭部材を用いた杭基礎の設計・施工事例-ハイブリッド鋼管杭工法・拡頭リング工法-

著者 (1件)： 日下裕貴 (新日鐵住金)
資料名： 基礎工  (Foundation Engineering & Equipment, Monthly)
巻： 45  号： 11  ページ： 057-060  発行年： 2017年11月15日 
JST資料番号： S0884A  ISSN： 0285-5356  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 鋼管杭の高耐力化を目的に特殊な杭部材を用いた鋼管杭基礎の設計とそれらの施工事例を紹介した。まず,施工後の鋼管杭の内部にコンクリートを充填し,鋼・コンクリート合成構造とすることによって高耐力化を図る「ハイブリッド鋼管杭工法」を紹介した。本工法は,スパイラル鋼管での杭体の耐力不足を解決するために開発された。他方で,工場製作部材を杭頭に被せて拡径することで高耐力化を図る「拡頭リング工法」を紹介した。本工法は,杭頭接合部の耐力不足,鉄筋の過密配筋,あるいは杭頭接合部の溶接品質の確保という問題を解決するために開発された杭頭接合方法である。2つの工法を適用した共同住宅の事例を紹介した。

シソーラス用語： *鋼管杭 ,  コンクリート充填鋼管 ,  *杭基礎 ,  コンクリート構造 ,  複合構造 ,  杭頭 ,  *接合部 ,  スパイラル管 ,  鋼管 ,  配筋 ,  集合住宅 ,  品質 ,  過密化 ,  杭工事 ,  溶接
準シソーラス用語： スパイラル鋼管 ,  *杭頭接合部 ,  鋼コンクリート合成構造 ,  溶接品質

分類 (1件)： 杭,杭基礎,矢板式基礎  (RA03080W)

引用文献 (5件)：

• 大木仁,福村孝佳,和田昌敏,中澤公博:鋼管杭の回転貫入杭工法の設計・施工事例〈NSエコパイル〉,基礎工,Vol.41,No.2,pp.55~57,2013.2.
• 坂本俊彦,村山篤史:鋼管杭の埋込み杭工法の設計・施工事例〈TN-X工法の事例〉,基礎工,Vol.41,No.2,pp.49~51,2013.2.
• (財)日本建築総合試験所:建築技術性能証明評価概要報告書「ハイブリッド鋼管杭工法-杭上部にコンクリートを部分充填した鋼管杭工法(改定)」,GBRC性能証明第08-09号改,2013年5月.
• (財)日本建築総合試験所:建築技術性能証明評価概要報告書「拡頭リング工法-鋼製拡頭リングを用いた杭頭接合工法(改定)」,GBRC性能証明第06-22号改,2009年7月.
• 国住指第2152-1,1272-1,1273-1,建築基礎構造用高強度スパイラル鋼管NSPP540,認定番号MSTL-0356(鹿島),MSTL-0411(君津),MSTL-0412(八幡).

タイトルに関連する用語 (8件)： 大地震 ,  杭 ,  杭頭接合 ,  杭基礎 ,  設計 ,  施工 ,  鋼管杭 ,  工法