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J-GLOBAL ID：201702265847095138   整理番号：17A0684098

室内空気質の評価手法

著者 (1件)： 山中俊夫 (大阪大 大学院工学研究科)
資料名： ビルと環境  (Environment and Building Services)
号： 157  ページ： 6-20  発行年： 2017年06月01日 
JST資料番号： L3436A  ISSN： 0918-5615  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 室内空気質の適正な評価ができてはじめて,正しい換気設計,適正な室内空気環境の維持・管理が可能になる。本橋では,室内の空気質の評価方法について,1)健康性,2)快適性・受容度,3)知的生産性の各側面から解説をした。ここでは,室内空気質の評価手法について,体臭とC02濃度との関係や,においの評価方法などについて,解説を行い,筆者らによる最新の研究データなども紹介した。空気環境の評価手法には,さまざまな側面があると記したが,内容的には,ほぼ「2)快適性・受容度」に関する手法が中心となった。最近注目されている積極的な健康性や,知的生産性については,まだまだ評価の方法が確立しているとは言いがたく,研究レベルでの検討が続いており,近い将来,これらの最新情報についても,特集が組まれることを期待している。

シソーラス用語： *室内空気質 ,  *方式 ,  快適性 ,  受容 ,  生産性 ,  濃度 ,  換気 ,  臭気 ,  大気汚染物質 ,  臭気試験 ,  予測 ,  屋内環境
準シソーラス用語： *評価手法 ,  知的生産性 ,  二酸化炭素濃度 ,  体臭 ,  国際動向

分類 (2件)： 建築環境一般  (RB02010T) ,  空気調和装置一般  (PC02010U)

引用文献 (47件)：

• 公益財団法人日本建築衛生管理教育センター: 「改訂 建築物の環境衛生管理(上巻)」, 2013年
• P. O. Fanger : ′′THE PHILOSOPHY BEHIND VENTILATION : PAST, PRESENT AND FUTURE′′, Proceedings of INDOOR AIR '96, Vol.4, pp.3-12, 1996
• A. K. Klauss, R.H.Tull, L. M. Roots and J. R. Pfafflin : ′′Histry of the Changing Concepts in Ventilation Requirements′′, ASHRAE Journal, June, 1970
• 渡辺英行抄訳: 「換気の必要性についての概念の変遷」, 空気調和・衛生工学, 第51巻, 第10号, 1977年, pp.110-114
• 楢崎正也: 「室空気清浄設計の原理」, GBRC, Vol.64, 1991年10月, pp.8-15

タイトルに関連する用語 (2件)： 室内空気質 ,  評価手法