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J-GLOBAL ID:201702266027837182   整理番号:17A0503345

硫酸-過酸化水素処理によるリグニンの分子量分布の変化-GPC測定におけるTHF溶解時間の影響-

著者 (4件):
資料名:
巻: 67th  ページ: ROMBUNNO.L18-P1-06  発行年: 2017年02月27日 
JST資料番号: L1221B  ISSN: 1349-0532  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究ではアルカリ-キノン蒸解で得たリグニンの低分子化を目的とし,リグニンの硫酸-過酸化水素処理を行い,その分子量分布の変化を調べた。リグニンの硫酸処理によって縮合による高分子化が認められたが,過酸化水素量を対リグニン30%添加した系では,アセチル化後のGPC測定によってリグニンの低分子化が認められた。しかし,GPC測定のためにTHFに溶解したアセチル化リグニンを一晩保存してから再度GPCを測定したところ,逆に,高分子化が認められた。これは,過酸化水素処理によるカルボニル基の導入により,リグニンが会合しやすくなったためではないかと考え,THF中で保存することによる分子量の変化を詳しく調べたところ,過酸化水素を対リグニン3%以上加えた硫酸処理では,得られたリグニンはTHFに溶解した状態で一晩保存することにより分子量が高分子側にシフトした。これにより,酸化反応の結果として,リグニンが会合しやすい状態になることが示唆された。(著者抄録)
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分類 (3件):
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木材化学  ,  各種パルプの製造  ,  クロマトグラフィー,電気泳動分析一般 
物質索引 (1件):
物質索引
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