抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
松本システムエンジニアリングは「平成26年度次世代架線系高性能林業機械等開発推進事業のうち架線作業における架設撤去等の効率化に寄与する機械・器具の開発」の中で,架線系集材作業の遠隔操作機器である自動フックを試作した。本稿は,その動作の確実性を評価し,本機で採用されている無線電波を含め,種々の周波数の無線電波の森林内での到達性を分析した結果を紹介した。まず,動作確実性の検証に関し 二つの事業体に自動フック試作機の試用を依頼し,提起された検討事項を収集し,これらの検討事項から自動フックとして求められる機能を,さまざまな使用条件に応じて整理し,その対策を検討した。次に「無線操作における電波の森林内での到達性」「受信地点における電波強度と森林内の電波通路上の障害物との関係」「森林内の電波通路上・周辺地物の把握」「森林地帯で飛び交う電波の種類」について説明した。