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J-GLOBAL ID：201702266560352795   整理番号：17A0685374

空気吹き付けと磁気吹き消しの併用による開離時アーク継続時間の短縮

Shortening effect of duration of break arc by air blow and magnetic blow-out

著者 (2件)： 山村龍一郎 (静岡大 大学院総合科学技術研究科) ,  関川純哉 (静岡大 大学院総合科学技術研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 117  号： 36(EMD2017 1-4)  ページ： 19-24  発行年： 2017年05月12日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 直流高電圧回路において,等速開離装置にAg接点対を取り付けて開離時アークを発生させた。回路の条件は電源電圧Eを48,150,250,350,450Vとし,印加する磁束密度B_xを0,20,60,100,150mTとして吹き付ける空気の流量Qを0,1,2,3,4,5,10,20L/minと変化させた。接点接触時の回路電流I₀=10Aとした。その結果,20mTの磁束密度B_xを印加したときは流量Qを大きくするにつれてアーク継続時間が顕著に短くなった。また60mT以上の磁束密度B_xを印加したときは流量Qを大きくしてもアーク継続時間の短縮効果はほとんど確認できなかった。即ち,少なくとも60mTの横磁界がされていれば,空気吹き付けによるアーク継続時間の短縮効果はほとんどないことが分かった。(著者抄録)

シソーラス用語： *空気 ,  *吹付 ,  *磁気 ,  *吹消え ,  *継続時間 ,  *縮小 ,  直流 ,  高電圧 ,  銀 ,  電気接点 ,  電圧 ,  磁束密度 ,  短絡電流 ,  風量 ,  TMモード
準シソーラス用語： *アーク継続時間 ,  *時間短縮 ,  電源電圧

分類 (1件)： 電気接点  (NA05070V)

引用文献 (3件)：

• H Ono, J Sekikawa, T Kubono,′′Arc Duration of Break Arcs Magnetically Blown-Out in a DC450V Resistive Circuit′′ IEICE Trans. Electron., Vol.E95-C, No.9 pp.1515-1521, Sept. 2012
• 山下翔真,関川純哉,′′空気吹き付けによる開離時アーク継続時間の短縮効果,′′2016年電子情報通信学会エレクトロニクスソサイエティ大会,エレクトロニクス講演論文集2,C-5-2,p.2,2016.
• J.Sekikawa and T.Kubono, ′′Observation of Breaking Arcs of Ag or Cu Electrical Contact Pairs with a high-Speed Camera,′′ IEICE Trans. Electron., Vol.E87-C, No.8, pp.1342-1347, Aug.2004.

タイトルに関連する用語 (5件)： 吹き付け ,  磁気吹き ,  消し ,  併用 ,  アーク継続時間