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J-GLOBAL ID：201702266766063655   整理番号：17A0539995

シオミズツボワムシ培養水の再利用

著者 (3件)： 鈴木紘子 (群馬県水試) ,  清水延浩 (群馬県水試) ,  小林保博 (群馬県水試)
資料名： 群馬県水産試験場研究報告(CD-ROM)  (Report of Gunma Fisheries Experiment Station (CD-ROM))
号： 22  ページ： 5-8  発行年： 2017年03月31日 
JST資料番号： Z0238D  ISSN： 1342-1085  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 群馬県水産試験場(以下「群馬水試」という。)では,アユの初期餌料としてシオミズツボワムシBrachionus plicatilis(以下「ワムシ」という。)の培養を,植え継ぎ法で行っている。この方法は培養に大量の塩水を使用するので,使用量削減としてワムシ収穫後の培養水(無ろ過:以下「収穫水」という。)を再利用し,ワムシ培養を検討した。しかし,ワムシの長期培養は,ワムシ増殖に悪影響が出ると多数報告されており,その要因の1つとして非解離アンモニア(NH₃)がある。そこで,収穫水を循環ろ過することでワムシの増殖阻害要因であるNH₃を低下させた水(以下「再利用水」という。)を用いてワムシ培養を試みたので報告する。(著者抄録)

シソーラス用語： *シオミズツボワムシ ,  *培養 ,  *水の再利用 ,  アンモニア ,  アユ ,  飼料 ,  循環 ,  用水処理 ,  濾過
準シソーラス用語： *水再利用 ,  Brachionus plicatilis ,  餌料 ,  長期培養

分類 (2件)： 増養殖の技術  (FH04020Y) ,  餌料  (FH04040U)

引用文献 (7件)：

• 福所邦彦・平山和次編(1989):初期餌料生物-シオミズツボワムシ、恒星社厚生閣.58-63
• Jing-Ping Yu, and Kazutsugu Hirayama(1986):The Effect of Unionized Ammonia on Growth of the Rotifer in Mass Culture,Nippon Suisan Gakkaishi.52(9),1509-1513
• 吉村研治・北島力・宮本義次・岸本源次(1994):濃縮淡水クロレラ給餌によるシオミズツボワムシの高密度培養における増殖阻害要因について、日本水産学会誌.60(2)、207-213
• 小磯雅彦・日野明徳(2002):シオミズツボワムシの大量培養における増殖停滞の機構に関する研究、 水産増殖.50(2)、197-204
• Bower C.E., and J.P.Bidwell(1978):Ionization of Anmonia in Seawater:Effects of Temperature,pH, and Salinity,Journal of the Fisheries Research Board of Canada.35,1012-1016

タイトルに関連する用語 (3件)： シオミズツボワムシ ,  培養 ,  水の再利用