文献

J-GLOBAL ID：201702266773465243   整理番号：17A1307183

古建築で学ぶ建築技術考 第8回 建具 法隆寺聖霊院

著者 (1件)： 勝又英明 (東京都市大 工)
資料名： 建築技術
号： 814  ページ： 48-51  発行年： 2017年10月17日 
JST資料番号： F0142A  ISSN： 0022-9911  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 法隆寺聖霊院の全ての建具を題材に,古建築の建具について考察した。法隆寺聖霊院は中世における建具の宝庫と言われており,29か所の建具があり,それを全て紹介した。北面以外は全て建具で,東西面は板唐戸,蔀戸,連子窓であり,一つを除いて室内側は二重,正面側は蔀戸のみとなっていることを示した。古建築では聖霊院のように多様な建具が使われている建物が多い。建具ではない部分は壁であるが,改修により壁から建具への変更,またはその逆が行なわれており,柱間装置は自由に変更されていることなどを明らかにした。

シソーラス用語： *建具 ,  *古建築 ,  技術 ,  *戸
準シソーラス用語： 建築技術 ,  板唐戸 ,  蔀戸 ,  法隆寺 ,  連子窓 ,  障子

分類 (1件)： 建築各部構造一般  (RB03010A)

タイトルに関連する用語 (3件)： 古建築 ,  建築 ,  建具