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J-GLOBAL ID:201702267040950390   整理番号:17A1234513

高脂肪食を与えた肥満マウスにおける非アルコール性脂肪肝疾患のSalicornia抽出物は塩誘導悪化【Powered by NICT】

Salicornia Extract Ameliorates Salt-Induced Aggravation of Nonalcoholic Fatty Liver Disease in Obese Mice Fed a High-Fat Diet
著者 (15件):
資料名:
巻: 82  号:ページ: 1765-1774  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0005A  ISSN: 0022-1147  CODEN: JFDSAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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高脂肪と高塩分摂取量は肥満,非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)および非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)を含む慢性疾患の主要リスクの一つである。Salicorniaは抗酸化,抗糖尿病,抗高脂血症効果を発揮することが知られている塩性植物であり,Salicornia抽出塩(SS)は,食塩代替物として使用されてきた。本研究では,NAFLD/NASHの増悪に及ぼすSS及び精製塩(PS)の効果を比較した。C57BL/6J雄マウス(8週齢)を6か月間高脂肪食(HFD)を給餌し,3食餌群,さらに給餌したHFD,HFD+SS,およびHFD+PS13週間に分けた。PSはHFD給餌マウスにおけるNAFLD/NASHの増悪を誘導した。実際の食塩摂取量は,飼料の1%PSおよびSS群間で同じ(世界保健機関[WHO]ガイドラインから外挿した)が,SSはPSに比べて肝臓損傷と肝脂肪症を誘導した。炎症性サイトカインおよび線維症マーカーの肝臓m RNA発現はPS群よりもSS群で有意に低かった。酸化ストレスはNAFLD/NASHにおける炎症の主要な原因の一つである。成分分析の結果は,Salicornia水抽出物の抗酸化活性を示した主要な多価フェノールはフェルラ酸,カフェー酸,およびイソラムネチンであったことを示した。これらの結果は,WHOにより推奨された食塩摂取量のレベルは,HFDを摂取した肥満者における肝疾患の進行を加速することができることを示唆した。SSは,HFDを摂取している肥満者の食塩代替物できることを提案した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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動物の代謝と栄養一般  ,  脂質の代謝と栄養  ,  砂糖以外の糖 
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