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J-GLOBAL ID:201702267160629896   整理番号:17A1343616

ニコチン投与マウスにおける大動脈壁におけるエラスチン線維の分解に対する食餌性EPA豊富魚油の抑制効果【Powered by NICT】

Suppressive effects of dietary EPA-rich fish oil on the degradation of elastin fibers in the aortic wall in nicotine-administered mice
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巻:号:ページ: 2829-2835  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2339A  ISSN: 2042-6496  CODEN: FFOUAI  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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腹部大動脈りゅう(AAA)は腹部大動脈の漸進的拡張を含む血管疾患である。最近の研究は,たばこの煙中の主要成分であるニコチンはAAAの開発と破裂と密接に関連していることを示唆した。ニコチンは酸化ストレスとマトリックスメタロプロテイナーゼ(MMP)- 2発現を増加させることにより血管壁の脆弱化によりAAA開発を加速した。しかし,ほとんどはニコチンによって誘発されるAAAを防ぐ知られていない。機能性食品因子によるAAAの開始前に血管壁の脆弱化を防止する非外科的方法は手術上の価値あるオプションとなるであろう。魚油である抗炎症効果があることがn-3多価不飽和脂肪酸が豊富な機能性食品である。本研究では,マウスモデルにおけるニコチン投与による大動脈壁の脆弱化に対する食用魚油の効果を評価した。組織学的分析から,食餌性魚油はニコチンを投与されたマウスにおけるエラスチン線維の分解を抑制することを示した。さらに,食餌性魚油は血管壁におけるMMP-12,マクロファージ浸潤,酸化ストレスの蛋白質レベルを抑制した。これらの結果は,魚油はニコチンによるエラスチン線維分解を抑制することにより血管壁の脆弱化を抑制することを示唆した。血管壁のニコチン誘発弱化を抑制することによって,魚油は腹部大動脈瘤の発生を防止するのに役立つ可能性がある。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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食品の化学・栄養価  ,  血管系 
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