文献
J-GLOBAL ID:201702267295500144   整理番号:17A0861137

教材を視野に入れた羊毛繊維のフェルト化要因

The Felting Factor of Wool Fiber as a Teaching Material
著者 (3件):
資料名:
巻: 68  号:ページ: 215-220(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: F0763A  ISSN: 0913-5227  CODEN: NKGAEB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
家政学のテーマとして,羊毛繊維の特性の調査が重要である。本研究では,羊毛のフェルト化に影響を与える要因を検討した。フェルトの評価はアーヘンフェルトボール法を用いて行った。試験で生成されたフェルトボールの直径は,界面活性剤の濃度が増加するにつれて減少し,臨界ミセル濃度で最小であった。ウールを0.3%ドデシル硫酸ナトリウム溶液で処理すると,その直径は約20%減少した。3.0~11.5のpH範囲では,pHの有意な影響は観察されなかった。振幅3mmの機械的な力では,フェルトボールの直径は振幅の増加と共に減少した。2000rpmの振幅速度の場合,フェルトボールの直径は,500rpmでの振幅の場合よりも約20%低かった。温度を上げることはまた,フェルトボールの直径を小さくするのに有効であった。50°Cでの直径は10°Cでの直径より約10%小さかった。従って,フェルト化に影響を及ぼす最も重要な因子は,界面活性剤の濃度,機械的な力および温度であった。本研究で用いた実験装置では,教材を考慮して,0.3%ドデシル硫酸ナトリウム溶液,温度40°C,振幅速度1500rpmが最適条件であることが判明した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
仕上げ  ,  繊維物理  ,  材料学 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
引用文献 (18件):
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る