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J-GLOBAL ID:201702267332491397   整理番号:17A0320047

血清アディポカイン濃度に及ぼすクルクミン補給の効果:無作為化対照試験【Powered by NICT】

Effects of supplementation with curcumin on serum adipokine concentrations: A randomized controlled trial
著者 (8件):
資料名:
巻: 32  号: 10  ページ: 1116-1122  発行年: 2016年 
JST資料番号: T0836A  ISSN: 0899-9007  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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以前の実験研究は,アディポネクチンおよびレプチンに対する影響を介し,インシュリン耐性を改善することができる安全な植物化学物質としてのクルクミンを示唆している。本研究では,メタボリックシンドローム患者における循環アディポネクチンおよびレプチン濃度に及ぼすクルクミンの影響を調べることを目的とした。このパイロットでは,国立コレステロール教育プログラム成人治療パネルIII基準によりメタボリックシンドロームの基準に合致した無作為化二重盲検プラセボ対照試験,被験者を無作為に8週間クルクミン(n=59; 1000 mg/d)またはプラセボ(n=58)に割り当てた。血清アディポネクチンおよびレプチン濃度を介入の前後に測定した。血清アディポネクチンおよびレプチン濃度に及ぼすクルクミン補給の影響のためのプールされた効果の大きさもランダム効果メタ分析を用いて推定した。クルクミンの八週間補給は血清アディポネクチンレベル(P<0.001)と血清レプチン濃度(P<0.001)の低下の有意な増加と関連していた。血清レプチン:アディポネクチン比もクルクミン(P<0.001)により改善された。クルクミンのこれらの有益な効果は,治療反応の潜在的交絡因子としての血清脂質とグルコース濃度の変化とグルコースおよび糖化ヘモグロビンのボディマスインデックスと血清中濃度のベースライン値の相違の調整後も有意であった。メタ分析は,クルクミン補給は76.78%(95% CI: 6.14 147.42; P=0.0330)によるアディポネクチンレベルを増加させ,26.49%(95%CI: 70.44~17.46)によるレプチンを減少させることができることを示唆したが,この後者の効果サイズは統計的有意性に達しなかった(P=0.238)。クルクミンはメタボリックシンドローム患者におけるアディポネクチンとレプチンの血清濃度を改善することができる。試験はその下でUMIN臨床試験登録(http://www.umin.ac.jp/ctr/)で記録された。UMIN000018339。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
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代謝異常・栄養性疾患一般  ,  生理活性ペプチド 
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