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J-GLOBAL ID：201702267678908275   整理番号：17A0177919

チロシナーゼ阻害活性を持つクワ科植物 レビュー

Moraceae Plants with Tyrosinase Inhibitory Activity: A Review

著者 (4件)： BURLANDO Bruno (Universita del Piemonte Orientale, Alessandria, ITA) ,  BURLANDO Bruno (Istituto di Biofisica, Consiglio Nazionale delle Ricerche, Genova, ITA) ,  CLERICUZIO Marco (Universita del Piemonte Orientale, Alessandria, ITA) ,  CORNARA Laura (Universita degli Studi di Genova, Genova, ITA)
資料名： Mini-Reviews in Medicinal Chemistry  (Mini-Reviews in Medicinal Chemistry)
巻： 17  号： 2  ページ： 108-121  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2332A  ISSN： 1389-5575  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 不明 (ARE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 色素過剰は過剰メラニン産生により発生する皮膚障害であり,黒皮症や染み,光線角化症などの疾患が含まれる。チロシナーゼはメラニン合成の律速酵素であり,色素過剰治療の標的である。本レビューでは,in vitroでチロシナーゼ阻害活性を示すクワ属,パンノキ属,ハリグワ属,コウゾ属,ミリキア属,イチジク属由来の種のクワ科植物について検討する。顕著なチロシナーゼ阻害活性を持つカルコン,スチルベノイド,フラボノイド,ジテルペンなどが分離されている。これらの化合物の構造から,非置換レゾルシノール基がその活性に重要であることが示唆された。M.albaとA.heterophyllusとA.incisusとMacluratricuspidataとC.excelsaも培養細胞において,メラニン合成の阻害活性を示す。クワ科植物のさらなる検討が必要と考えられる。

シソーラス用語： *酵素阻害剤 ,  *クワ科 ,  植物性生薬 ,  多価フェノール ,  薬用化粧品 ,  生合成 ,  酸素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  フラボノイド ,  オレフィン化合物 ,  芳香族炭化水素 ,  *薬理作用 ,  *皮膚用薬 ,  ジオール ,  ヒドロキシケトン
準シソーラス用語： 2-アリールベンゾフラン誘導体 ,  スチルベノイド ,  *チロシナーゼ阻害剤 ,  *メラニン形成阻害 ,  レゾルシノール誘導体 ,  *美白剤

分類 (3件)： 酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  (GW21010W) ,  化粧品  (YG03030S) ,  外皮作用薬の基礎研究  (GW12010Y)

物質索引 (4件)： コウジ酸 ,  ノルアルトカルペチン ,  モラカルコンA ,  (E)-2,2′,4,4′-テトラヒドロキシカルコン

タイトルに関連する用語 (4件)： チロシナーゼ阻害活性 ,  クワ科 ,  植物 ,  レビュー