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J-GLOBAL ID:201702267744640768   整理番号:17A1363191

日本のノリ養殖の胞子発芽体凍結保存処理におけるPyropia yezoensis f.narawaensis(Bangiales)の光合成効率の経時的変化および回復ポテンシャル

Chronological change and the potential of recovery on the photosynthetic efficiency of Pyropia yezoensis f. narawaensis (Bangiales) during the sporelings frozen storage treatment in the Japanese Nori cultivation
著者 (9件):
資料名:
巻: 65  号:ページ: 265-271  発行年: 2017年10月 
JST資料番号: W0962A  ISSN: 1322-0829  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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日本のノリ養殖産業の,凍結保存処理における光合成効率の経時的変化を,養殖紅藻類のPyropia yezoensis(Saga-#5系統,Bangiales)において,パルス-振幅蛍光光度分析を用いて調べた。11月の苗床培養期間後に実施する乾燥過程において,ノリ網で増殖したにおける配偶体胞子発芽体の最大収量(Fv/Fm)は,絶対含水量(AWC)の減少と共に単調に減少し,20%AWCで0.1程度であった。ノリ網の凍結保存において,凍結配偶体のFv/Fmは低かったが安定しており,その範囲は0.10±0.02 SDおよび0.14±0.05 SDの間であった。凍結処理配偶体のFv/Fmマグニチュードは,10分間および3時間の海水浸漬後に,迅速に回復した。10分間および3時間の海水浸漬後,これらの値は,14日間の凍結処理で0.29±0.12 SD および0.47±0.05 SD,そして71日間の凍結処理後に0.15±0.02 SDおよび 0.29±0.04 SDであったことから,回復能力は,貯蔵期間が増加すると,徐々に減少することが示唆された。通常の養殖(苗床培養期から直接養殖する)からのFv/Fmの反応,および47日間の凍結後のFv/Fmの反応は,ほとんど類似していたことから,現在のノリ網凍結貯蔵期間(6~7週間)は配偶体に有害でないことが示唆された。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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植物生理学一般 
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