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J-GLOBAL ID：201702268214135128   整理番号：17A0250581

非侵襲的生体インピーダンス法による肉牛の脂肪交雑値推定

著者 (3件)： 橋元大介 (長崎県農林技術開発センター) ,  福田修 ((独)産業技術総合研究所製造技術研究部門) ,  早田剛 (長崎県農林技術開発センター)
資料名： 計測自動制御学会論文集  (Transactions of the Society of Instrument and Control Engineers)
巻： 53  号： 1  ページ： 48-55(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： S0104A  ISSN： 0453-4654  CODEN： KJSRA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 非侵襲的生体インピーダンス法(BIA)による肉牛の脂肪交雑値(BMS No.)推定について検討した。国内で生産され流通される牛肉は,BMS No.が高いほど販売単価が高くなる。著者らは,BIAを用いたBMS No.推定について研究しているが現状の手法は侵襲的であり,安価かつ牛体への負担の少ない非侵襲的BIAによるBMS No.推定機器の開発が必要となる。本研究では,非侵襲的BIAによる肉牛のBMS No.推定法を確立するため,肉用牛の生体時に体表から得られるサーロイン部位の電気的特性,枝肉のBMS No.および第6-7肋骨間切開面におけるリブロース粗脂肪含量の相互関係を検討するとともに,これまで明らかにしている侵襲的BIAとの比較検討をおこなった。一連の検討から明らかになった非侵襲的BIAの有効性と課題を提示した。

シソーラス用語： 生体計測 ,  *インピーダンス ,  食品特性 ,  等級づけ ,  *脂肪交雑 ,  肉牛
準シソーラス用語： *生体インピーダンス法 ,  非侵襲 ,  BMSナンバー

著者キーワード (5件)： beef marbling standard ,  bioelectrical impedance analysis ,  non-invasive ,  live fattening cattle ,  estimation

分類 (1件)： 生肉の品質と処理  (FJ12032O)

引用文献 (18件)：

• 1) 日本食肉格付協会:牛·豚·枝肉·部分肉取引規格解説書,6/29, 日本食肉格付協会 (2010)
• 2) 宮嶋恒晴:黒毛和種における超音波を用いた肉質の早期判定法,西日本畜産学会報,44, 35/42 (2001)
• 3) 橋元,福田,鍋岡,中西:超音波エコー画像を用いたウシ枝肉脂肪交雑推定プログラム,日本畜産学会報,85-1, 51/60 (2014)
• 4) 橋元,岩元,早田,中西:肥育牛における生体筋肉材料の水分または粗脂肪含量と枝肉脂肪交雑との関係,日本暖地畜産学会報,57-2, 141/146 (2014)
• 5) 橋元,福田,早田:生体インピーダンス法による肉牛の脂肪交雑推定,計測自動制御学会論文集,52-3, 188/194 (2016)

タイトルに関連する用語 (5件)： 非侵襲的 ,  生体インピーダンス法 ,  肉牛 ,  脂肪交雑 ,  推定