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J-GLOBAL ID：201702268242446178   整理番号：17A0477551

異種金属一次元鎖錯体の常磁性化と磁化率測定

著者 (1件)： 植村一広 (岐阜大 工)
資料名： 分子研レターズ  (IMS Letters)
巻： 75  ページ： 33-34  発行年： 2017年03月 
JST資料番号： L6157A  ISSN： 0385-0560  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 金属錯体は,電子状態の異なる多様化多様な金属イオンと,設計性に富んだ有機配位子で構成され,2つをうまく組合せることにより無機物や有機物を超える物性や機能が期待される。本稿では,2種類の金属錯体のフロンティア軌道を考慮した異種金属一次元鎖錯体の合成法と特徴を,次の項目に沿って紹介した。1)異種金属一次元鎖錯体の特徴と常磁性化,2)σ性軌道のHOMO-LUMO相互作用を利用した2種類の複核錯体の合成,3)[Ru₂(O₂CCH₃)₄]と[Pt₂(piam)₂(NH₃)₄O₂CCH₃)₄]X₂を混合した単結晶の構造とバンドギャッ,4)磁化率の測定結果である。

シソーラス用語： *金属錯体 ,  電子状態 ,  金属イオン ,  フロンティア軌道 ,  化学合成 ,  *常磁性 ,  σ軌道 ,  二核錯体 ,  ルテニウム錯体 ,  白金錯体 ,  バンドギャップ ,  *磁化率
準シソーラス用語： 一次元鎖 ,  軌道相互作用 ,  有機配位子

分類 (2件)： 遷移金属錯体一般  (CE01040N) ,  金属結晶の磁性  (BM06040T)

引用文献 (4件)：

• 植村一広,セラミックス,2016,51,748-751.
• K. Uemura, M. Ebihara, Inorg. Chem., 2011,50, 7919-7921.
• K. Uemura, T. Kanbara, M. Ebihara, Inorg. Chem., 2014,53,4621-4628.
• K. Uemura, N. Uesugi, A. Matsuyama, M. Ebihara, H. Yoshikawa, K. Awaga, Inorg. Chem., 2016, 55,7003-7011.

タイトルに関連する用語 (5件)： 異種金属 ,  一次元鎖 ,  錯体 ,  常磁性 ,  磁化率