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J-GLOBAL ID:201702268260660018   整理番号:17A0598850

効率的な電荷キャリア輸送のためのテトラベンゾポルフィリンの工学的薄膜:煉瓦工作物の選択的形成

Engineering Thin Films of a Tetrabenzoporphyrin toward Efficient Charge-Carrier Transport: Selective Formation of a Brickwork Motif
著者 (10件):
資料名:
巻:号:ページ: 8211-8218  発行年: 2017年03月08日 
JST資料番号: W2329A  ISSN: 1944-8244  CODEN: AAMICK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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有機半導体薄膜における電荷キャリア移動度は,分子充填と膜モルフォロジーにより大きな影響を受ける。それ故,最適な分子配置と最小の領域境界を有する半導体薄膜の効率的な調製に向けて,尽力する必要がある。一般的に,設計により高品質で結晶性の薄膜を調製することは,難題である。テトラベンゾポルフィリン(BP)は,大きく剛直なπ骨格,優れた安定性,良好な光吸収能力を特徴とするp型有機半導体である。本研究は,BP誘導体,5,15-ビス(トリイソプロピルシリル)エチニルテトラベンゾポルフィリン(TIPS-BP)の固相充填を,溶液処理された薄膜において効率的な電荷キャリア輸送を実現するように工学設計することに,焦点をあてている。この取組により,2次元的に拡張されたπステーキングを有するレンガの充填の選択的形成が,もたらされた。得られる膜における最大の電界効果正孔移動度は,1.1cm2V-1s-1に達し,これは,元々の遊離塩基BP(0.070cm2V-1s-1)の値よりも約14倍高い。一方,偏光顕微鏡および斜入射X線回折分析は,分子配列の面内均一性の改善の余地が残っており,一層高い電荷キャリア移動度を得ることができることを示唆している。本結果は,溶液処理された有機分子半導体における多形性工学および形態学的最適化のための有用な基盤を提供する。
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分類 (1件):
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半導体薄膜 
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