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J-GLOBAL ID：201702268447185518   整理番号：17A0324927

二重温度及びpH応答性ブロック共重合体の集合体形成に及ぼす光誘起プロトン生成の影響【Powered by NICT】

The effects of the photo-induced proton generation on the assembly formation of dual-temperature and pH responsive block copolymers

著者 (4件)： Kotsuchibashi Yohei (International Center for Young Scientists (ICYS) and International Center for Materials Nanoarchitectonics (WPI-MANA), National Institute for Materials Science (NIMS), 1-1 Namiki, Tsukuba, Ibaraki 305-0044, Japan) ,  Takiguchi Tomomi ,  Ebara Mitsuhiro ,  Aoyagi Takao
資料名： Polymer Chemistry  (Polymer Chemistry)
巻： 8  号： 1  ページ： 295-302  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2349A  ISSN： 1759-9954  CODEN： PCOHC2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 二重温度/pH応答性ブロック共重合体の集合体形成に及ぼす光誘起プロトン生成に起因する影響を調べた。P(N-イソプロピルアクリルアミド(NIPAAm)-co-N-(イソブトキシメチル)アクリルアミド(BMAAm))-b-P(NIPAAm-co-2-カルボキシイソプロピルアクリルアミド(CIPAAm))のブロック共重合体を,可逆付加フラグメンテーション連鎖移動(RAFT)重合により合成した。P(NIPAAm Co BMAAm)ブロックはそのより低い臨界溶液温度(LCST)以上で疎水性からであるブロック共重合体は自己組織化を受け,球状ミセル構造を形成したが,P(NIPAAm-co-CIPAAm)ブロックの静電反発力がCIPAAm単位のpK_a以上のpHレベルでミセルを安定化した。ミセル凝集の局所及び遠隔制御を達成するために,ミセル溶液はo-ニトロベンズアルデヒド(NBA)の光酸発生剤の存在下でUV照射に曝露した。UV照射は特定領域に制限した場合,著者らは陽子生成を制限するのみ露出した領域にすることができた。興味深いことに,ミセル凝集によって生成された不透明領域は安定なUV放射を切っても同様であった。最後に,ミセルコアからの光誘起プロトン移動はこのNBAカプセル化ミセルを用いて実証した。光誘起プロトン拡散を介してミセル凝集のこの提案したシステムは,ナノ粒子溶液における即発pH変化だけでなく,ドラッグデリバリー応用のための予測とプログラマブルナノコンテナの設計のために有益である可能性がある。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 紫外線 ,  ミセル ,  *ブロック共重合体 ,  光酸発生剤 ,  *重合 ,  プロトン移動 ,  紫外線照射 ,  疎水性 ,  ナノ粒子 ,  凝集 ,  *陽子 ,  自己組織化 ,  *応答特性 ,  ドラッグデリバリーシステム ,  *光誘起

分類 (2件)： 共重合  (CG04030D) ,  ミセル  (CB11020N)

タイトルに関連する用語 (5件)： pH応答性 ,  ブロック共重合体 ,  集合体 ,  光誘起 ,  プロトン