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J-GLOBAL ID：201702268455648128   整理番号：17A1383680

アルミニウム合金に対する塩素をドープした非晶質炭素膜滑りの低摩擦機構【Powered by NICT】

Low friction mechanism of chlorine-doped amorphous carbon films sliding against an aluminium alloy

著者 (5件)： Tokuta Yuuki (Tokyo Metropolitan Industrial Technology Research Institute, 2-5-10 Aomi, Koto-ku, Tokyo 135-0064, Japan) ,  Itoh Takashi (Fujimetal Co. Ltd., 2-7-16 Hinode, Kawasaki-ku Kawasaki-shi, Kanagawa 210-0824, Japan) ,  Shiozaki Takahiko (Fujimetal Co. Ltd., 2-7-16 Hinode, Kawasaki-ku Kawasaki-shi, Kanagawa 210-0824, Japan) ,  Kawaguchi Masahiro (Tokyo Metropolitan Industrial Technology Research Institute, 2-5-10 Aomi, Koto-ku, Tokyo 135-0064, Japan) ,  Sasaki Shinya (Tokyo University of Science, 6-3-1 Niijuku, Karsushika-ku, Tokyo 125-8585, Japan)
資料名： Tribology International  (Tribology International)
巻： 115  ページ： 573-579  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0409B  ISSN： 0301-679X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 非晶質炭素膜のトライボロジー特性に及ぼす塩素ドーピングの影響を調べた。塩素ドープ非晶質炭素膜は蒸発したテトラクロロエチレンによるプラズマイオン注入&堆積(PBII&D)法を用いて前駆体として堆積した。アルミニウム合金カウンターパーツと滑り試験中に,塩素をドープした非晶質炭素膜は水素化非晶質炭素膜と比較して,より低い摩擦係数を示した。アルミニウムと塩素水和物の両方が炭素膜の摩耗痕が観察された。水和物は塩素をドープした非晶質炭素膜とアルミニウム合金との滑り中におけるトライボ化学的反応を介して形成されたトライボ膜であった。このトライボ膜の粘度は,ポリα-オレフィンに類似しており,著者らは,潤滑剤として作用し,摩擦係数を低下させることを提案した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *ドーピング ,  水素化 ,  摩擦係数 ,  *アルミニウム合金 ,  摩擦化学反応 ,  潤滑剤 ,  *アルミニウム ,  *塩素 ,  *非晶質
準シソーラス用語： トライボ膜 ,  摩耗痕 ,  トライボロジー特性 ,  *炭素膜 ,  *アモルファスカーボン , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： 被覆 ,  自己潤滑 ,  ダイヤモンド状

分類 (2件)： 潤滑一般  (QB02010S) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (7件)： アルミニウム合金 ,  塩素 ,  ドープ ,  非晶質 ,  炭素膜 ,  滑り ,  低摩擦